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新刊情報 - 最新エントリー

麻木久仁子・田村秀男・田中秀臣『日本建替論:100兆円の余剰資金を動員せよ!』藤原書店、2012年2月。

四六並製 288ページ
ISBN-13: 9784894348431
刊行日: 2012/02
定価: 1,680円

・目次
はじめに  麻木久仁子

I デフレ下日本を直撃した東日本大震災
 デフレと震災のダブルパンチ
 「増税」という愚策――官僚の論理を超えて
 「デフレ病」が日本を蝕む

II TPPへの対応と借金経済からの脱出
 脱「借金経済」のモデルになれるか
 TPPとアジア市場

III 提言――「公共投資」と「雇用対策」
 真の「公共投資」が必要な時代
 雇用を犠牲にするな

IV 100兆円の余剰資金を動員せよ! 〔「大復興・日本再生」をめざして〕  田村秀男

V 大震災と復興の経済学 〔関東大震災に日本の経済学者はいかに反応したか〕  田中秀臣

日本を建て替えよう――あとがきにかえて  田中秀臣

・版元の紹介ページ
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1243
喜多見洋・水田健編著『経済学史』ミネルヴァ書房、2012年2月。

出版年月日 2012/02/20
ISBN 9784623059362
判型・ページ数 A5・360ページ
定価 本体3,200円+税

・目次
はしがき

序 章 経済学史と現代
 1 現代社会の変化
 2 現代社会と経済学
 3 本書の特徴

第1章 スミス以前の経済学:経済学の黎明
 1 フランスにおける経済思想の展開
 2 イタリアにおける「経済学」の探求
 3 草創期のイギリス経済思想

第2章 イギリス古典派経済学
 1 スミスにおける経済学の誕生
 2 リカードウと経済学の確立
 3 マルサス:貧困と不況の経済学
 4 J.S.ミル:古典派経済学の集大成

第3章 古典派経済学とフランス
 1 革命後のフランス経済学
 2 J.-B.セーの経済学
 3 シスモンディの経済学
 4 スミス経済学のフランス的継承

第4章 リストとドイツ歴史学派
 1 温帯の大国民の発展のための段階論:F.リスト
 2 歴史的方法の開始と倫理的発展としての段階論:
    W.ロッシャー,B.ヒルデブラント
 3 歴史学派経済学の確立:G.シュモラー

第5章 マルクス経済学
 1 マルクスによる唯物史観と経済学の体系化
 2 エンゲルスによる科学的社会主義
 3 ヒルファディングによる金融資本主義の分析
 4 レーニンによる帝国主義論の形成

第6章 限界革命と新古典派経済学の形成
 1 限界革命におけるジェヴォンズの貢献
 2 ローザンヌ学派(ワルラス,パレート)
 3 メンガーとオーストリア学派
 4 効用理論の発展

第7章 ケンブリッジ学派の展開とケインズ革命
 1 マーシャル,ピグーとケンブリッジの経済学者
 2 ケインズ革命の意義

第8章 アメリカと制度経済学
 1 「アメリカの経済学」の登場
 2 J.B.クラークとヴェブレン
 3 運動としての制度経済学

第9章 新古典派経済学の成熟と新古典派経済学批判
 1 戦後主流派の形成:新古典派総合
 2 批判:不完全競争論と寡占論,ポスト・ケインズ派,スラッファ

第10章 現代経済学の展開
 1 現代マクロ経済学の変遷:
   フリードマン,ルーカス,新しい古典派,およびニュー・ケインジアン
 2 情報と不確実性,ゲーム理論,進化経済学
 3 経済人類学,レギュラシオン,分析的マルクス経済学

第11章 日本の経済思想の相克と展開
    ――文明開化からバブル崩壊以降高度成長の終焉まで
 1 近代日本における経済学の役割と文明開化
 2 工業社会の光と影:社会政策と厚生社会への展望
 3 「近代経済学」の導入とマーシャル経済学
 4 昭和初期から戦中まで:一般均衡論とマルクス経済学
 5 戦後(?):高度経済成長と二重構造――成長と格差
 6 戦後(?):高度成長期の終焉からバブルまで

終 章 経済学史の捉え方と現代への指針

人名索引
事項索引

・版元の紹介ページ
http://www.minervashobo.co.jp/book/b93388.html
八尾信光『21世紀の世界経済と日本:1950~2050年の長期展望と課題』晃洋書房、2012年2月。

単行本: 210ページ
出版社: 晃洋書房 (2012/02)
ISBN-10: 4771023271
ISBN-13: 978-4771023277
発売日: 2012/02

・目次
第1部 マディソン統計を基本に見た世界経済の長期展望(1950~2050年)(アンガス・マディソン(1926~2010年)の生涯と業績
マディソン統計で見た世界経済の長期推移(1950~2008年)
マディソン統計を基本を見た世界経済の長期展望(1950~2050年)
21世紀経済社会の課題と展望
21世紀日本の課題と展望)
社会発展の諸段階と資本主義発展の諸段階について
第2部 巨視的経済統計で見た世界経済の長期趨勢(西暦1~2050年)(マディソン統計で見た世界経済の拡大過程(西暦1~2008年)
IMF統計で見た世界経済の拡大過程(1980~2016年)
マディソン統計とIMF統計で見た世界経済(1850~2016年)
少子高齢化の長期趨勢(1950~2050年、マディソン統計と国連人口推計))

・版元の紹介ページ
http://www.koyoshobo.co.jp/backnumber/detail.php?isbn=2327-7
W・トンプソン『富の分配の諸原理2』鎌田武治訳、京都大学学術出版会、2012年1月。

近代社会思想コレクション07
四六上製・525頁・税込 5,040円
ISBN: 9784876985845
発行年月: 2012/01

・目次
第 4 章 生産と楽しみを増加し、分配の自然法則の永続性を保証する
一手段としての知識の修得と普及について
第1節 知識を労働と富に結合させること
第2節 知識、それから富と幸福を普及したり、抑圧する諸手段の一つとしての、社会制度について
第3節 知識を普及したり、抑圧する第二の手段としての講義もしくは書物による成人教習について??その進歩に対する諸障碍
第4節 知識、それから富と幸福を普及する第三様式としての、男性の成人までの厳密にいわゆる教育

第 5 章 不安全の制度に起因するものとして、富の分配の現状について??
また不平等な分配の現存の強制的方策を、安全によって制限された
平等の自発的方式に変更する手段について
第1節 政治権力によって、労働生産物を、その生産者または所有者の同意なしに略奪する一般的弊害について??本書では公的略奪と名づけて、私的略奪よりも、より広範に及び、救済により困難なので、結局より有害であることが証明される
第2節 富の強制的不平等??または平等な安全が要求しない不平等??を生みだす結果になることがもっとも明白な、特別な制度または方策について
第3節 特別な制度または方策について??そのもっとも明白な影響は、富の強制的不平等を恒久化することである
第4節 特別な制度または方策について??その明白な影響は、富の強制的不平等を産み出すことと恒久化することの両方である
第5節 これら現存の、強制的不平等分配の方策を、平等な安全によってのみ制限される平等を導入して、分配の自然法則の自発的方式に直す方法について
    富と幸福との生産における個人的競争原理の諸利益
    個人的競争原理の諸弊害

第 6 章 富の分配における自発的平等について??
個人的競争による労働と対立する協働による労働
第1節 自発的平等制度の基本的、本質的特徴の説明
第2節 相互協働による富の自発的平等制度の諸利益
第3節 提唱されている制度が排除しないであろう生産と幸福とに対する諸障碍
    提唱されている制度が劣悪化するだろうと思われる障害
第4節 相互協働による富の自発的平等制度は実行可能か
第5節 相互協働による富の自発的平等に対する通俗的反対論
    哲学的必然性にもとづいた理論/制約にもとづいた実践的協定/移動と住居変更に対する制約
    法律の制約/これらの共同社会の内外における道徳的拘束力ないしは世論
    迷信の制約/公的略奪の制約/天才と崇高な努力に対する制約
    芸術文化に対する制約/仕事と性格との画一性/競争は共同社会間に生起する
    同業組合規則がその運営を奪う/過剰人口はかれらを悲惨な状態に貶める
    自発的平等は現在の社会制度を転覆する
    土壌の不均等な肥沃度??富の平等に対する自然的障害
    富の平等は理性によってのみ確立されなければならない

結 論
付 録 新版(William Pare’s ed.)の序文
解 説
索 引(事項/人名・地名)

・版元の紹介ページ
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?isbn=9784876985845
W・トンプソン『富の分配の諸原理1』鎌田武治訳、京都大学学術出版会、2011年10月。

近代社会思想コレクション06
四六上製・438頁・税込 4,410円
ISBN: 9784876985692
発行年月: 2011/10

・目次
前書き

第1章 富のすべての正しい分配の基礎となるべき、われわれの組織とわれわれをとりまく自然的、社会的環境とから演繹される、自然の原理、規則または法則に関する研究

第1節 労働は富の親である
第2節 富の分配の目的は、それを生産する人々のために、幸福の最大可能な量を獲得することであるか、あるべきである
第3節 しかし、健常な全成人男女は、富による平等な幸福が可能である
第4節 それゆえに、より多数者の幸福はより少数者の幸福よりも優先されるべきである
第5節 富は労働によって生産されるので、動機の点で、富の生産において、この労働をもっとも効率的にするために、十分な刺激が与えられなければならない
第6節 生産に対する最強の刺激と最大限の生産に必要な刺激は労働の自由な方向における安全と労働生産物の完全な利用である(労働の自由な方向については第12節一〇七ページをみよ)
第7節 また、これらの生産物の自発的な全交換は幸福を増進する
第8節 他面、これらの生産物の強奪は幸福を減少させる
第9節 一人によってエンジョイされるための、多数からの最少の略奪でさえも、幸福を減少させる
第10節 それゆえ、労働生産物のいかなる部分も、いかなる生産者から、かれによって十分と思われる等価なしに、収奪されるべきでない
第11節 富は最大生産と合致する最大の平等をもたらすように、分配されるべきである
第12節 これを実現するためには、人為的束縛や奨励はまったく必要ない
第13節 安全にとって必要である限り、不平等は有益である
第14節 安全にとって必要でない不平等は有害である
第15節 一般的推論??分配の自然法則「自由な労働、労働生産物の完全利用と自発的交換」の説明

第2章 富の強制的不平等により現実に生じた諸弊害について

第1節 富の強制的不平等の道徳的弊害について
    富から生じる楽しみの総計を減少する
    富裕層の幸福を増加しない
    富裕層に明確な悪徳とその結果、悲惨を産む
    共同社会の富裕層以外の間に、これらと、その他の悪徳を普及する
第2節 富の強制的不平等の経済的弊害について
    その年間消費は同額の補償されない損失である
    もっとも有用でない種類の勤労を稼働させる
第3節 富の強制的不平等の政治的弊害について??政治権力の独占と悪用を不可避にする

第3章 分配の自然法則「自由な労働、労働生産物の完全利用と自発的交換」の副次的利益について??平等な安全によって制限された平等について

第1節 分配の自然法則の政治的利益
    それは代議制統治制度以外の全統治制度と矛盾する
    国民を厭戦気分にする??国民を防衛に強化する
    犯行への最強の動機を廃絶する
    公的行政費を最低基準にする
    全宗教団体の支持を自発的にする
第2節 分配の自然法則の経済的利益
    生産と資本は膨大に増加する
第3節 分配の自然法則の道徳的利益??富と貧困の特有の悪徳はほとんど消滅するであろう

・版元の紹介ページ
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?isbn=9784876985692
田中秀臣・上念司『「復興増税」亡国論:2013年“震災恐慌”を防げ!』宝島社、2012年1月。

定価: 本体724円+税
判型: 新書判
ページ数: 254P
ISBN: 978-4-7966-8993-9
発売日: 2012年01月10日

・目次
まえがき

序章
 最悪のシナリオ、震災恐慌を避けるために
 関東大震災、阪神・淡路大震災の経験
 恐慌はそしらぬ顔をしてやってくる
 日本に明るい未来が訪れることを願って

第1章 恐慌は、そしらぬ顔をしてやってくる
 僕たちの3・11
 「ナイトの不確実性」が示す現在
 今回の震災は景気後退、リーマンショックに続くトリプルショック
 過去の経験に学ぶ
 恐慌は、そしらぬ顔をしてやってくる
 …ほか

第2章 今、本当に起こっていること
 破壊を救えるのは経済政策のみ
 本当に無策な政府の復興計画
 デフレをつくり放置する日銀
 いまだにインフレを心配する日銀
 デフレなのに引き締める?
 …ほか

第3章 最悪のシナリオ
 考えられる最悪のシナリオ「増税+金融引き締め」
 増税で一番苦しむのは被災地
 増税すると逆に税収が減る
 これだけの震災でも何もしない日銀の体質
 マズい経済政策と日銀を批判できないマスコミ

第4章 資産市場はどうなるか
 衝撃はストック市場から実体経済へ
 政府も日銀も無策のままか!?
 株式市場はドーンと下がって、少し上げたが……
 原発事故の展開次第
 阪神・淡路大震災のとき、株価は6か月後に底が
 …ほか

第5章 震災恐慌を防げ!
 震災復興べからず集
 べからず集その1. 増税
 べからず集その2. 金融引き締め
 べからず集その3. 復興資金の逐次投入
 復興国債を発行し、日銀が直接買い入れろ!
 …ほか

新書特別付録 世界一やさしい“増税なしの”復興財源捻出方法
 そもそも日銀マンと財務省職員の関係について
 日銀による国債の直接引き受けの法律的根拠 
 30兆円の法律の枠内の国債直接引き受けで、通過の信認は毀損するか?

・版元の紹介ページ
http://tkj.jp/book/?cd=01899301
西田亮介・塚越健司編著『「統治」を創造する:新しい公共/オープンガバメント/リーク社会』春秋社、2011年12月。

四六 ● 368頁
発行日:2011年12月
ISBN:978-4-393-33312-9
税込定価:1,890円

・目次
序 章:統治を創造する時代へ……西田亮介
第1部:統治とは何か
 第1章:eデモクラシー2.0……谷本晴樹
 第2章:政府/情報が開かれる世界とは……塚越健司
 第3章:「政治」概念はラディカルに変化するか……淵田仁
 第4章:ハイエクの思想から読み解くオープンガバメント……吉野裕介

第2部:創造的統治の手法
 第5章:ソーシャルメディア時代の新しい社会貢献……西田亮介
 第6章:“3・11”にオープンガバメントはどう動いたか……藤沢烈
 第7章:オープンガバメントと著作権……生貝直人
 第8章:情報の「組み合わせ」がビジネスを生み出す……イケダハヤト

第3部:もう一度、統治を考える
 第9章:悪しき統治を想像する……円堂都司昭


・版元の紹介ページ
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-33312-9/
根岸隆『一般均衡論から経済学史へ』ミネルヴァ書房、2011年12月。

シリーズ シリーズ「自伝」my life my world
ISBN 9784623059225
判型・ページ数 4-6・250ページ
定価 本体2,800円+税

・目次
はじめに
第一章 研究者への道
第二章 東大での研究
第三章 東大退官後
第四章 私の経済学研究
主要著作一覧
参考文献
おわりに
根岸隆略年譜
人名・事項索引

・版元の紹介ページ
http://www.minervashobo.co.jp/book/b87062.html
ジュリエット・B・ショア『プレニテュード:新しい〈豊かさ〉の経済学』森岡孝二監訳、岩波書店、2011年11月。

■体裁=四六判・並製・244頁
■定価 2,100円(本体 2,000円 + 税5%)
■2011年11月29日
■ISBN978-4-00-024668-2 C0036

・目次
日本語版への序文

第1章 環境と経済の危機から真の〈豊かさ〉へ
〈豊かさ〉の基本原理
経済的対話の方向を変える
前進への道――経済的パフォーマンス/2010-20年
本書のプラン

第2章 消費ブームから環境破綻へ
ファストファッション――衣料品の場合
典型例はファストファッション
廃棄する国民
消費の物質性パラドックス
物質の経済学
成長の限界はあるか
地球の環境破壊
人間のフットプリント
実績を調べる

第3章 経済学は地球と向き合う
資源,豊穣,および市場の奇跡論
トレードオフの経済学――自然に関する費用曲線の疑問
気候変動に関する打開策は?
技術はこの時代を救えるか
技術革新のリバウンドと逆効果
イギリスにおける技術的な楽観主義
オーバーシュートを認めること
持続可能性への道――人口,所得,および技術

第4章 困難を抱えた地球で豊かに暮らす
一つの警告――一度だけの人生
環境の現実に適応する――市場外の多様化という考え方
時間の富
実現可能な時短の推進――すべての人びとにとっての安全保障
なぜ,労働時間の短縮がグリーン・ソリューションなのか
21世紀における供給
家庭内生産のニューエコノミックス
〈豊かさ〉モデルの消費者
スロー消費の三原則
小さくても素晴らしい
共有(シェア)という解決策
社会の仕組みを変える――互恵の経済

第5章 〈豊かさ〉の経済学
地球にとってのスマートデザインと知識の経済学
小さいものは美しい.だが,その効率性は?
自然資産と共有制
仕事と労働時間――差し迫った時短の必要性
成長至上主義を超えて
〈豊かさ〉と幸福
わき上がる〈豊かさ〉

謝辞
訳者あとがき

参考文献
日本語版のための用語解説

・版元の紹介ページ
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0246680/top.html
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/2/0246680.html
森岡孝二『就職とは何か:〈まともな働き方〉の条件』岩波書店、2011年11月。

■新赤版 1338
■体裁=新書判・並製・236頁
■定価 798円(本体 760円 + 税5%)
■2011年11月18日
■ISBN978-4-00-431338-0 C0236

・目次
はじめに

第1章
就職氷河期から新氷河期へ
 
大学生の就活スケジュール/筆記試験で試されるパーソナリティ/増える就活うつと就活自殺/若者の高い失業率と若年産業予備軍/過去最悪の内定率とその読み方/大卒者の進路の内訳と就職率の長期的推移/長期不況と波状的リストラ

第2章
就活ビジネスとルールなき新卒採用
 
栄える就活ビジネスと説明会ツアー/保護者を巻き込むいまどきの就職活動/見直しが迫られるインターンシップ/定期採用という日本独特の制度/就職協定の紆余曲折/自粛とは名ばかりの倫理憲章/日本学術会議の問題提起/経済界の大勢は早期化是正に向かう/動き始めた大学団体と問われる日本経団連

第3章
雇われて働くということ
 
学生の企業選択の建前と本音/初任給とは何だろう/雇用とは何だろう/パート社員が増えて「正社員」が生まれた/労働組合はダサくない/派遣労働について知っておこう

第4章
時間に縛られて働くということ
 
見かけの時短は進んだが、正社員は今も働きすぎ/あなたは年休を何日取りますか/社会人基礎力とは残業実行力のことか/増える若者の過労自殺/外食産業で起きた新入社員の過労死/三六協定について知っておこう

第5章
就職に求められる力と働き方
 
就職部がキャリアセンターになった/小学校からのキャリア教育/企業は採用選考で何を重視しているか/仕事に必要なハードのスキルとソフトのスキル/社員の常識が会社を救う/賢く働くための労働知識/雇い主に対抗するための組織/内定取消は解雇にあたる/働き方をめぐる三つの神話

終 章
〈まともな働き方〉を実現するために

〈まともな働き方〉を求めて/働き方はなぜ改善されないのか/過重労働の防止に有効な規制を/政治は何をなすべきか/まともな働き方の四条件/解決の糸口はワークシェアリング

 あとがき
 主要参考文献

・版元の紹介ページ
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1111/sin_k620.html
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/4/4313380.html

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