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新刊情報 - 最新エントリー

服部正治・竹本洋編『回想 小林昇』日本経済評論社、2011年12月。

定価:本体2800円+税
ISBN:978-4-8188-2186-6
判型:四六判
頁:400頁
刊行:2011年12月

・版元の紹介ページ
http://www.nikkeihyo.co.jp/books/view/2186
Bettina Gramlich-Oka and Gregory Smits (eds.) Economic Thought in Early Modern Japan, Leiden and Boston: Brill, 2010.

http://www.brill.nl/economic-thought-early-modern-japan
『思想』(特集:デイヴィッド・ヒューム生誕300年)2011年第12号(No.1052)、岩波書店、2011年11月。

422ページ
定価 2900円

・目次
思想の言葉 桂木隆夫 (3)
― I ―
《座談会》デイヴィッド・ヒュームの思想
(9)
中才敏郎・坂本達哉・一ノ瀬正樹・犬塚 元
ヒューム社会科学における「懐疑」と「自然」 坂本達哉 (46)
ポスト・コンフェッショナリストとしてのヒューム
  ――『イングランド史』における政治・宗教・歴史―― 犬塚 元 (62)
近代的名誉と騎士道に関する歴史的論考 デイヴィッド・ヒューム (84)
― II ―
グロティウスの自然法学からヒュームの利益法学へ
  ――正義論のラディカルな変容―― 下川 潔 (105)
ヒュームにおけるポリティカル・エコノミーの形成
  ――商業ヒューマニズムの誕生―― 田中秀夫 (127)
バック・トゥ・ザ・フューチャー
  ――現代におけるヒュームの政治経済学的意義―― 中野剛志 (147)
連続/不連続のアブダクション
  ――ヒュームとパース―― 合田正人 (166)
ドゥルーズにおけるヒューム
  ――経験の超出と想像力=構想力の役割―― 檜垣立哉 (181)
― III ―
デイヴィッド・ヒュームと倫理学の諸要求 アマルティア・セン (195)
利己的な情念と利他的な情念
  ──ヒュームと自己利益の問題に関する試論── 森 直人 (214)
ヒュームの正義論・所有論 今村健一郎 (242)
ヒュームの共感概念について 久保田顕二 (260)
蓋然性と合理性
  ――ヒュームの奇蹟論をめぐって―― 中才敏郎 (281)
エリオット宛書簡 三通 デイヴィッド・ヒューム (298)
― IV ―
プロイセンのヒュームとスコットランドのカント ルイス・ホワイト・ベック (311)
ヒューム自由論の三つのスキャンダル 一ノ瀬正樹 (334)
誇りに関するヒュームの認知理論 ドナルド・デイヴィドソン (356)
ヒュームの因果論と神学批判 萬屋博喜 (375)
科学を感情モデルで理解する
  ――300年後のヒュームの因果論―― 久米 暁 (395)

・版元の紹介ページ
http://www.iwanami.co.jp/shiso/1052/shiso.html
ケインズ学会編・平井俊顕監修『危機の中で〈ケインズ〉から学ぶ:資本主義とヴィジョンの再生を目指して』作品社、2011年11月。

本体2,200円
ISBN 978-4-86182-357-2
発行2011.11

・執筆者一覧
浅田統一郎、小野善康、吉川洋、野口旭、伊藤邦武、岩井克人、間宮陽介、伊東光晴、若田部昌澄、伊藤誠、塩野谷祐一、根岸隆、橋本努、平井俊顕、山脇直司

・版元の紹介ページ
http://www.tssplaza.co.jp/sakuhinsha/book/jinbun/tanpin/23572.htm
若森みどり『カール・ポランニー:市場社会・民主主義・人間の自由』NTT出版、2011年11月。

発売日:2011.11.11
定価:4,200円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-2285

・目次
序 章 ポランニーへのアプローチ
第1章 ポランニーの思想と人生
第2章 ポランニーの社会哲学の源流
第3章 市場社会の危機とファシズム分析
第4章 『大転換』の世界
第5章 「経済社会学」の誕生
第6章 産業文明と人間存在
終 章 ポランニーの知的遺産

・版元の紹介ページ
http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002165
坂本達哉『ヒューム 希望の懐疑主義:ある社会科学の誕生』慶應義塾大学出版会、2011年10月。

A5判/上製/450頁
初版年月日:2011/10/22
ISBN: 978-4-7664-1879-8
(4-7664-1879-4)
Cコード:C3010
税込価格:3,990円

・目次
序章 ヒューム社会科学の形成と展望
1 ヒューム社会科学の形成
2 ヒューム社会科学の展望
3 いまなぜヒュームか――二元論を超えて


第I部 出発

第1章 ヒュームにおける社会科学の生誕
1 問題の所在――哲学と社会科学
2 理性主義哲学の批判と社会科学の方法
3 社会科学における因果法則と人間の自由
4 法則科学としての「政治学」の可能性
5 社会科学における偶然と必然
6 文明の学としての社会科学

第2章 ヒューム正義論の特質と意義――所有権論と経済論
1 問題の限定
2 人間本性論の展開――個体性と社会性
3 正義と所有権の起源
4 「黙約」とは何か――文明社会と歴史的公共性の発見
5 文明社会と私有財産の正当化――正義論から文明社会へ

第3章 ヒュームの人間労働概念とインダストリ論
1 問題設定
2 『人間本性論』における行為と労働
3 『道徳・政治論集』の労働観――活動としての職業
4 『政治論集』における人間労働分析と文明社会論
5 ヒューム労働観の歴史的文脈


第II部 発展

第4章 スコットランド啓蒙における「学問の国」と「社交の国」
1 スコットランド啓蒙のなかのヒューム
2 「文筆家」への道――近代知識人の誕生
3 文明社会と「中流身分」
4 「学問の国」と「社交の国」の自由貿易
5 「社交の国」の主権者としての女性
6 真の「中流」の学をもとめて

第5章 いわゆる「初期覚え書き」とヒューム経済思想の形成
1 問題の所在と研究史
2 ステュアート説の意義と問題点
3 「一七四〇年代後半説」の提示
4 「覚え書き」草稿の構成と特徴
5 モンテスキュー、ウォレスとヒューム経済思想の誕生

第6章 ヒューム経済思想の歴史的文脈
1 研究史のなかのヒューム経済思想
2 富裕と奢侈
3 貨幣と文明社会
4 経済的自由主義の歴史的文脈
5 貨幣のパラドックス――ヒューム経済思想の到達点
    

第III部 展望

第7章 共和主義パラダイムにおける古代と近代
1 「自由」の思想としての共和主義
2 古典的共和主義の源像
3 マキアヴェリにおける近代的共和主義の出発
4 ホッブズにおける近代共和主義の継承
5 ロックにおける近代共和主義の発展
6 モンテスキューとルソー
7 ヒュームの古典的共和主義批判
8 ヒュームの理想共和国構想――近代共和主義の確立
9 民主主義の洗練としての共和主義

第8章 一八世紀文明社会と「中流身分」のアンビバレンス
1 ブリテンの啓蒙と文明社会の歴史構造――問題の所在
2 ヒュームにおける「中流身分」
3 「中流身分」の可能性と限界
4 「中流身分」から「中産階級」へ――スミスとジェームズ・ミル

第9章 日本におけるイギリス思想史研究の一特質――いわゆる「市民社会」論の伝統をめぐって
1 社会思想史と政治思想史
2 戦前期の社会思想史学――自由主義・社会民主主義とマルクス主義批判
3 戦中期の社会思想史学――講座派マルクス主義から市民社会論へ
4 「市民社会」論的社会思想史研究の方法的特徴
5 日本の西欧思想史研究におけるヒューム


あとがき
初出一覧
参考文献
人名索引

・版元の紹介ページ
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766418798/
根岸隆・三野和雄編著『市場・動学・経済システム』日本評論社、2011年7月。

ISBNコード978-4-535-55656-0
発刊日:2011.07
判型:A5判
ページ数:360ページ
定価:税込み 5,460円(本体価格 5,200円)

・目次
編者序文 i

第1部 現代経済学の方法

 第1章 “次善”がどの程度次善かを測る一手段/ポール・サミュエルソン
 第2章 マーシャル的マクロ経済モデル/アーノルド・ゼルナー
 第3章 理論の種類/エリック・マスキン
 第4章 社会的な厚生判断における帰結主義と手続き的評価/鈴村興太郎
 第5章 非定常の世代間利他性/堀 元
 第6章 貨幣を含む一般化された需要理論における可積分・定符号条件の検証の不可能性
    /ポール・サミュエルソン・佐藤 隆三(訳・森田玉雪)
第2部 マクロ経済動学

 第7章 調整速度/リチャード・マスグレイブ
 第8章 科学の成長と経済成長の相互関連/マーティン・ベックマン
 第9章 2部門成長モデルにおける保存則と最適経路/藤原富美代・三村文武・濃野隆之
 第10章 離散時間の無限期間動学モデルの局所的安定性について/西村和雄
 第11章 環境の外部性,環境対策行動,ピグー課税/井堀利宏
 第12章 最適防衛支出/仁保義男・竹内正興
 第13章 貨幣成長率と収束速度/三野和雄

第3部 市場構造と企業行動

 第14章 一橋におけるマーシャル研究/根岸 隆
 第15章 内生的技術移転/ウィリアム・ボーモル
 第16章 生き残りのための投資/大山道広
 第17章 クールノー競争,予算制約とアクセス料金の規制について/川又邦雄
 第18章 労働市場の長期的硬直性/西村清彦・玉井義浩
 第19章 均衡立地問題:生産費用の相違と市場構造/小野 浩
 第20章 為替変動,対外直接投資および産業の空洞化/松下正弘
 第21章 資産価格の下落と日本経済/藤井眞理子

第4部 経済システム

 第22章 日本の政治経済に関する回想/ジェームス・トービン
 第23章 戦後半世紀に生じた日米「逆サイクル」の分析/篠原三代平
 第24章 アジア危機への分析的後知恵/ポール・クルーグマン
 第25章 佐藤先生が取り組んだ経済学の諸問題/永谷敬三
 第26章 相互依存世界における発展/幸泉哲紀

おわりに
 佐藤隆三氏への献呈の辞/ポール・サミュエルソン
 佐藤隆三氏への祝辞/リチャード・マスグレイブ
 御礼にかえて/佐藤隆三
 RYUZO SATO Biographical and Bibliographical Data

・版元の紹介ページ
http://www.nippyo.co.jp/book/5637.html
角田修一『概説社会経済学』文理閣、2011年9月。

A5判 320ページ
2,835円(税込)
2011年9月刊
ISBN978-4-89259-660-5

・目次
はじめに
第1部 社会経済学の基礎
第1章 社会経済学とは何か(introduction)
1.ポリティカル・エコノミー
2.社会経済学の基本的特徴は資本制経済の認識にある
3.経済学の方法:抽象と具体、現象と本質、主要なものと次要なもの、偶然と必然、変化と発展
4.マルクスの史的唯物論と経済学の体系

第2章 社会経済学の人間観―「ホモ・エコノミカス」から「発達する人間」「協同する種」へ
1.経済学の前提としての人間観
2.協同する種>―ラディカル派社会経済学による人間性の理解
3.人間観と経済学の定義

第3章 経済学 対 経済学―社会経済学対新古典派経済学
1.社会の経済的構造
2.経済体制と経済学(ポリティカル・エコノミー対エコノミックス)
3.経済学説の展開

第4章 経済思想と経済倫理―経済体制の理念と価値基準
1.経済学と価値判断
2.自由主義の意義と限界
3.民主主義の問題
4.社会主義の問題
5.経済体制の評価基準:効率性、公正、民主主義、コミュニティ

第5章 労働を基礎とする経済と社会
1.自然のなかの経済
2.社会の経済的構造

第6章 必要と剰余
1.必要と剰余という区分
2.経済的階級と経済における権力
3.人口・階級・地域社会および家族

第2部 資本制経済の基礎理論
第7章 資本制経済(概観)―商品生産・資本所有・賃労働―
1.商品生産
2.資本の私的所有
3.賃金労働
4.剰余生産物と利潤
5.資本蓄積による経済の変化

第8章 資本制以前の経済体制―原始共同制、古代奴隷制、中世封建制その他
1.原始共同制
2.古代奴隷制
3.中世封建制
4.封建制の解体と資本制経済の形成

第9章 商品生産と労働
1.商品の2要因
2.価値量
3.商品生産の社会的性格―いわゆる市場経済の特質

第10章 商品交換と貨幣
1.商品交換から貨幣へ
2.貨幣それ自体の機能には5つある
【補説:貨幣に関する現実と経済常識】

第11章 資本制商品生産その1―賃金労働
1.資本と賃労働
2.賃金形態としての労賃

第12章 資本制商品生産その2―剰余価値の生産
1.資本による剰余価値の生産
2.剰余価値生産の展開

第13章 資本蓄積と雇用
1.資本による再生産
2.単純再生産
3.資本蓄積による拡大再生産
4.資本の有機的構成とその変動
5.相対的過剰人口と労働者の階層区分
6.労働者の状態の改善のために必要なこと

第14章 資本循環と回転する資本
1.資本の循環
2.流通に必要な費用(「流通費」)
3.回転する資本―固定資本と流動資本の区別

第15章 再生産表式
1.資本の再生産のための条件
2.単純再生産における年総生産物の転換
3.拡大再生産における年総生産物の転換

第16章 利潤率
1.剰余価値の利潤への転化と費用価格
2.利潤率
3.利潤率の均等化傾向と資本の競争
4.現代日本の平均利潤率と生産価格
5.平均利潤率の低下傾向

第17章 商業資本。商業利潤と商業労働
1.商業資本が自立化する根拠
2.商業利潤
3.商業労働

第18章 利子生み資本と信用制度
1.利子生み資本
2.信用と信用制度
3.擬制資本または架空資本
4.中央銀行

第19章 地代と近代的土地所有
1.土地所有の実現形態としての地代
2.差額地代
3.絶対地代
4.土地所有と土地価格
5.資本による土地所有とバブル経済

第20章 資本制経済の総括:歴史と傾向
1.諸階級の収入とその源泉―三位一体定式の批判
2.資本制経済における国家と財政
3.資本制経済の生成・発展と歴史的傾向

第3部 資本制経済の動態
第21章 利潤率の決定要因と闘争
1.利潤についての諸説
2.社会経済学のミクロ経済学
3.利潤とは何か
4.利潤率の決定要因

第22章 個別資本間の競争と資本の集中
1.利潤のための競争
2.競争の諸形態
3.競争のための投資
4.競争は本質的に動態的(dynamic)である
5.利潤率の均等化傾向
6.経済力の集中にむかう傾向

第23章 労働と賃金―賃労働の特殊理論
1.労働と社会
2.支配命令経済(command economy)としての資本制企業
3.労働者と雇用主とのあいだの闘争
4.労働規律:アメとムチ
5.労働市場、賃金、労働強度

第24章 総需要と総供給―マクロ経済の動態
1.総需要と総供給
2.失業と財政政策(fiscal policy)
3.景気循環とビルト?イン・スタビライザー
4.投資、総需要、金融政策
5.賃金、総需要、そして失業

第25章 マクロ経済政策のジレンマ
1.高雇用による利潤圧縮
2.輸出、輸入、総需要
3.国際貿易とマクロ経済政策
4.金融政策とフィスカル・ポリシーの衝突
5.完全雇用達成のための制度的変革
6.結論

索引

・版元の紹介ページ
http://www.bunrikaku.com/book1/book1-660.html
ダンカン・K・フォーリー『アダム・スミスの誤謬:経済神学への手引き』亀崎澄夫・佐藤滋正・中川栄治訳、ナカニシヤ出版、2011年9月。

A5判 並製 234頁
税込定価 2835円
ISBN978-4-7795-0519-5
C3033

・目次
 凡 例
 謝 辞
 序 文

第1章 アダム・スミスの構想
 1 分 業
 2 価値の理論
 3 資本蓄積
 4 見えざる手と国家
 5 スミスの貨幣理論
 6 スミスの誤謬再説

第2章 陰鬱な科学
     ――マルサスとリカードウ――
 1 第二の諸思想
 2 マルサスと人口
 3 マルサス『人口論』の文脈
 4 マルサス命題とその含意
 5 マルサス的な論理
 6 マルサス時代以後の人口と食糧
 7 リカードウと成長の限界
 8 リカードウの労働価値論
 9 蓄積と静止状態
 10 リカードウの機械観
 11 スミスの誤謬と貧困の経済学

第3章 もっとも厳しい批判者
     ――マルクスと社会主義――
 1 唯物史観と資本主義的生産様式
 2 商品と価値論
 3 資本主義的搾取と蓄積
 4 蓄積,技術変化,利潤率の低下
 5 原始的蓄積
 6 社会主義への移行
 7 マルクスとプロレタリア革命
 8 マルクス主義理論と20世紀における社会変化

第4章 限界の探究
     ――限界主義者とヴェブレン――
 1 スミスの誤謬は新しい靴を必要とする
 2 限界主義
 3 価格はどこから来るのか
 4 限界主義と社会的厚生
 5 限界主義,古典派政治経済学,時間
 6 ヴェブレンと顕示的消費

第5章 宙に漂うさまざまな意見
     ――ケインズ・ハイエク・シェンペーター――
 1 ジョン・メイナード・ケインズ
 2 ケインズの時代の世界資本主義
 3 セー法則と自由放任
 4 労働市場と失業
 5 期待と貨幣
 6 資本主義の運命
 7 複雑性対集産主義
 8 技術の予言者

第6章 大いなる幻影
 1 鏡のなかを覗き込む
 2 経済学者の両義性
 3 スミスの誤謬から逃れる
 4 スミスの呪いに向き合う

 読書案内
 付 録
   人口論的均衡
   貨幣と価格の理論
   リカードウの地代論と蓄積論
   商品価値の分解
   労働日
 あとがき
 索 引

・版元の紹介ページ
http://www.nakanishiya.co.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=774&cid=14
慶應義塾大学編『文明のサイエンス:人文・社会科学と古典的教養』慶應義塾大学出版会、2011年7月。

A5判/並製/344頁
初版年月日:2011/07/28
ISBN:978-4-7664-1810-1 (4-7664-1810-7)
Cコード:C1000
定価:2,940円 (本体:2,800円)

・目次
はじめに(池田幸弘)

第 I 部  表象と文化
1.小倉孝誠  風景と都市:フランス文学を中心に
2.鷲見洋一  ヨーロッパ文化とは何か:エリセの短編映画『ライフライン』をめぐって
3.アラン・マクファーレン   二つの文明の比較:日本とイングランド
4.アラン・マクファーレン   西洋と東洋における「大学」の概念

第 II 部  古典によむ思想
5.大芝芳弘  ラテン語辞書学と西洋古典学
6.西村太良  コンスタンティノス・シモニディスとその時代
7.ジェームズ・マクマレン  熊沢蕃山の思想における文明と環境
8.ニール・マクリン  「文明論」における古代史:古典の伝統の革新 

第 III 部  歴史のなかの経済学 
9.池田幸弘  翻訳史のなかの経済書
10.斎藤修  比較経済発展論:文明の「齢」と文化の「相対」 
11.ベルトラム・シェフォールト  ブルーノ・ヒルデブラント:自由主義的経済学者の歴史的視覚

おわりに(小室正紀)


・版元の紹介ページ
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766418101/

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