慶應義塾大学編『文明のサイエンス:人文・社会科学と古典的教養』慶應義塾大学出版会、2011年7月。
A5判/並製/344頁
初版年月日:2011/07/28
ISBN:978-4-7664-1810-1 (4-7664-1810-7)
Cコード:C1000
定価:2,940円 (本体:2,800円)
・目次
はじめに(池田幸弘)
第 I 部 表象と文化
1.小倉孝誠 風景と都市:フランス文学を中心に
2.鷲見洋一 ヨーロッパ文化とは何か:エリセの短編映画『ライフライン』をめぐって
3.アラン・マクファーレン 二つの文明の比較:日本とイングランド
4.アラン・マクファーレン 西洋と東洋における「大学」の概念
第 II 部 古典によむ思想
5.大芝芳弘 ラテン語辞書学と西洋古典学
6.西村太良 コンスタンティノス・シモニディスとその時代
7.ジェームズ・マクマレン 熊沢蕃山の思想における文明と環境
8.ニール・マクリン 「文明論」における古代史:古典の伝統の革新
第 III 部 歴史のなかの経済学
9.池田幸弘 翻訳史のなかの経済書
10.斎藤修 比較経済発展論:文明の「齢」と文化の「相対」
11.ベルトラム・シェフォールト ブルーノ・ヒルデブラント:自由主義的経済学者の歴史的視覚
おわりに(小室正紀)
・版元の紹介ページ
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766418101/