B・W・ベイトマン・平井俊顕・M・C・マルクッツォ編『リターン・トゥ・ケインズ』平井俊顕監訳、東京大学出版会、2014年9月。
ISBN978-4-13-040262-0
発売日:2014年09月下旬
判型:A5
448頁
税込6048円/本体5600円
・目次
序 章 リターン・トゥ・ケインズ
第I部 ケインズ的経済政策――過去・現在・将来(ベイトマン/平井/マルクッツォ 訳:平井)
第1章 ケインズがアメリカに戻ってきた(ベイトマン 訳:黒木龍三)
第2章 日本の長期不況と経済政策(小野善康 訳:池田毅)
第3章 ヨーロッパにおけるマクロ経済政策――積極的安定化路線への回帰か(ハンス?ミハエル・トラウトヴァイン 訳:田口博雄)
第II部 ケインズ理論とケインズ主義を解釈する
第4章 ケインジアン?新古典派総合の「旧」から「新」へ――一つの解釈(リシャール・アリーナ 訳:野口旭)
第5章 トービンのケインズ主義(ロバート・W・ダイモン 訳:内藤敦之)
第6章 新しい新古典派総合とヴィクセル?ケインズ・コネクション(マウロ・ボイアノフスキー/ハンス?ミハエル・トラウトヴァイン 訳:伊藤宣広)
第III部 ケインズ再読と解釈
第7章 難解で数学的な議論――『一般理論』における数学的推論の利用(ロジャー・E・バックハウス 訳:藤原新)
第8章 『一般理論』――確率的マクロ均衡概念に向かって(吉川洋 訳:袴田兆彦)
第9章 ケインズの経済学の形成過程(平井 著/訳:西川弘展)
第10章 ケインズとスラッファ,そして後者の「隠された懐疑」(ハインツ・D・クルツ 訳:木村雄一)
第11章 ケインズと言葉の戦争(ジル・ドスタレール 訳:下平裕之)
第IV部 グローバル危機――ケインズからの教訓
第12章 ケインズと現代国際金融論(マルチェッロ・デ・チェッコ 訳:野下保利)
第13章 現代経済学に対するケインズの影響(ヤン・A・クレーゲル 訳:渡辺良夫)
第14章 現代のグローバル・インバランス――ケインズは貢献し得るか?(アンナ・M・カラベリ/マリオ・A・チェドリーニ 訳:岩本武和)
・版元の紹介ページ
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-040262-0.html