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新刊情報 - 最新エントリー

福田徳三研究会編【福田徳三著作集】
第十巻 西沢 保・森宜人編集『社会政策と階級闘争』信山社,2015年10月

出版年月日  2015/10/30
ISBN     9784797280906
類型・頁数  文庫・420ページ
定   価  本体6,800円+税

版元掲載ページ:http://www.shinzansha.co.jp/book/b212781.html

【目  次】

刊行にあたって(西沢 保)
凡  例
『社会政策と階級闘争』 序
 一 社会政策序論
  第一章 「社会」の発見
  第二章 個人人格と国家人格
  第三章 物格の支配より人格の支配へ――経済生活社会化の行程――
  第四章 社会政策の本領
 二 社会闘争と政治闘争
  第一章 社会運動と政治運動
  第二章 自由獲得社会より資本的営利社会へ
 三 階級闘争とその当事者
  第一章 価格闘争より厚生闘争へ――殊に厚生闘争としての労働争議――
  第二章 階級闘争当事者としての雇用所得と資本所得
  第三章 資本増殖の理法と資本主義の崩壊

『社会政策と階級闘争』批評集
 (一) 小泉信三氏『我等』
 (二) 土田杏村氏『文化』
 (三) 『東洋経済新報』   
 (四) 『東京日々新聞』
 (五) 『時事新報』
 (六) 『報知新聞』
 (七) 『読売新聞』  
 (八) 『万朝報』 
 (九) 野村兼太郎氏『三田学会雑誌』  
 (一〇) 河上肇氏『我等』  
 (一一) 青野季吉氏『無産階級』
 (一二) 加田哲二氏『批評』
 (一三) S博士

解  題〔西沢 保〕

『経済学全集』第一集 序(福田徳三 謹識)

年  譜
人名・団体名索引(巻末)
書誌索引(巻末)

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佐藤光・中澤信彦編 『保守的自由主義の可能性――知性史からのアプローチ』 ナカニシヤ出版、2015年11月

以下、版元の紹介ページと目次の情報です。

http://www.nakanishiya.co.jp/book/b211079.html

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目次

序 章 現代世界と保守的自由主義(佐藤光)
第1章 エドマンド・バーク
      ――「義務」なき「選択の自由」の帰結(中澤信彦)
第2章 ジョサイア・タッカー
      ――宗教・経済・政治(松本哲人)
第3章 T・R・マルサス
      ――農工バランス重視の経済発展論の今日的意義(中澤信彦)
第4章 マイケル・ポランニー
      ――保守的自由主義をめぐるオークショットとの対話から(佐藤光)
第5章 マイケル・オークショット
      ――合理主義批判がもたらすもの(中西真生)
第6章 新渡戸稲造
      ――戦前期保守的自由主義の一断面(山本慎平)
第7章 柳田国男
      ――「未来を愛すべきこと」(佐藤光)
補 章 ジョン・グレイの自由主義的ホッブズ解釈(北西正人)
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森岡孝二著 『雇用身分社会』(岩波書店、2015年10月20日発行)

新書判 6+240+7ページ、
本 体 800円、
ISBN  978-4-00-431568-1

目次
 序 章 気がつけば日本は雇用身分社会

 第1章  戦前の雇用身分制

 第2章 派遣で戦前の働き方が復活

 第3章 パートは差別された雇用の代名詞

 第4章 正社員の誕生と消滅

 第5章 雇用身分社会と格差・貧困

 第6章 政府は貧困の改善を怠った

 終 章 まともな働き方の実現に向けて

 あとがき
 
 主要参考文献


・版元の紹介ページ
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/4315680/
Ryu Susato "Hume's Sceptical Enlightenment", Edinburgh Univ Press, 2015.
(壽里 竜)

Publication Date: Sep 2015
Dimensions: 234 x 156 mm
Extent: 360 pages
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Table of Contents

Acknowledgements
List of abbreviations and conventions

1. Introduction

2. 'The empire of the imagination': The association of ideas in Hume's social philosophy

3. 'What is established'? Hume's social theory of opinion

4. 'Innocent luxury' and 'Refinement': Hume's nuanced defence of luxury

5. Taming 'the tyranny of priests': Hume's advocacy of religious establishments

6. 'To refine the democracy': Hume's perfect commonwealth as a development of his political science

7. Human society 'in perpetual flux': Hume's pendulum theory of civilisation

8. 'Prince of sceptics' and 'prince of historians': Hume's influence and image in early nineteenth-century Britain

Conclusion

Bibliography

Index.
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・版元紹介ページ
http://www.euppublishing.com/book/9780748699803
田中秀臣編  麻木久仁子 ・飯田泰之・田中秀臣著 『「30万人都市」が日本を救う! 』藤原書店、2015年9月

四六並製 216ページ
ISBN-13: 9784865780413
刊行日: 2015/09
定価:1,728円

目次

1)中国バブル崩壊と日本経済の行方  田中秀臣

2)〈座談会〉アベノミクスと日本の未来  麻木久仁子・飯田泰之・田中秀臣

 1 アベノミクスの効果と、消費税増税の悪影響

 2 社会的分断を超える道――三〇万都市に集中せよ

3)地方消滅論の旧理論と新理論を超えて 田中秀臣

4) 集団的自衛権の経済学  田中秀臣

5)中国版ブラックマンデーをうけてーあとがきに代えて 田中秀臣
酒井泰弘『ケインズ対フランク・ナイト:経済学の巨人は「不確実性の時代」をどう捉えたのか』ミネルヴァ書房、2015年10月。

出版年月日 2015年10月刊行予定
ISBN 9784623074013
判型・ページ数 4-6・360ページ
予価 本体3,800円+税

・目次
はしがき

序 いまなぜケインズとナイトなのか

第1章 「想定外」を想定する??ケインズ対フランク・ナイト
 1 「悩める力」の時代に生きて
 2 「波瀾千丈」の学者人生
 3 ケインズとナイトの同時代人たち??確実性か不確実性か、ミクロかマクロか
 4 社会科学のさらなる発展を目指して

第2章 蓋然性論と不確実性論??奇跡の1921年
 1 奇跡の1921年
 2 ケインズの蓋然性と不確実性
 3 ケインズとナイトの比較
 4 ケインズの世界

第3章 ナイトのトリアーデ??リスク・不確実性・利潤
 1 個人史とナイトの深い影
 2 リスクと不確実性??似て非なるもの
 3 リスクの量と質
 4 ナイト理論の現代的評価

第4章 時代の子ケインズと新しいヴィジョン??ナイトへの接近と離反
 1 難解な悪書
 2 「古い考え方」と「新しい考え方」
 3 ケインズの新しいアプローチ
 4 ケインズ・スピリッツの衰退と再復活

第5章 ケインズの新理論??『一般理論』の衝撃
 1 二つの「一般理論」と解説論文
 2 不確実性、失業、貨幣及び利子
 3 投資行動と不確実性
 4 不確実性下の利子論
 5 IS-LMモデルを超えて

第6章 市場均衡の美学とナイトの異論??競争の論理と倫理
 1 おカネで買えるもの、買えないもの??サンデル対ベッカー
 2 一般均衡理論の美学とイデオロギー
 3 厚生経済学の基本定理??市場均衡とパレート最適
 4 フランク・ナイトの異論と複眼思考
 5 真・善・美の世界を再び考える??理想から現実へ

第7章 ベルヌーイからケインズ=ナイトまで??原発のリスク経済分析
 1 チェルノブイリ25周年とフクシマ原発危機
 2 経済学におけるリスクと不確実性の取り扱い
 3 ベルヌーイによる期待効用アプローチ
 4 原発の分析と枠組みの拡大??ケインズ=ナイトの心理ファクター
 5 安全神話や想定外を乗り越えて

第8章 同時代人たちを超えて??不確実性の時代を生きる
 1 世界恐慌は繰り返す??1930年代と2000年代
 2 「アニマル・スピリッツ」を論じる??新しい社会科学への道
 3 経済学者は何をしているか??原発と現代経済学
 4 交響楽的社会科学への道

あとがき
ケインズ/フランク・ナイト関連年表
人名・事項索引

・版元の紹介ページ
http://www.minervashobo.co.jp/book/b202063.html
マーク・ブライス『緊縮策という病:「危険な思想」の歴史』若田部昌澄監訳、田村勝省訳、NTT出版、2015年9月。

発売日:2015.09.18
定価:3,456円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2341-0

・目次
序文:緊縮――個人的な体験

第1章 緊縮・債務・教訓劇の初歩
なぜ緊縮なのか?
本当は公的債務危機ではない
ビル・ゲイツ、債務に関する2つの真実、そしてゾンビ
それでは「あのすべての債務」は重要ではないのか?
債務とデレバレッジの分布?
本書の要約

第I部 われわれはなぜみんな緊縮しなければならないのか?

第2章 米国:大きすぎて潰せない?――銀行家・救済・国家批判
発生源:レポ市場と銀行取り付け
付帯的(コラテラル・)損害(ダメージ):米国スタイル
増幅器:金融(デリ)派生(ヴァ)商品(ティヴ)
相関と流動性
第1の目隠し:テール・リスク
タレブの黒鳥(ブラック・スワン)とファット・テール型の世界
弾を数える
第2の目隠し:金融思想の政治力
古い指示書を引き裂く
新しい指示書の問題
金融の決算:総コスト
大きすぎて潰せない?

第3章 欧州:大きすぎて救済できない――永続的緊縮の政治学
危機が欧州を襲う
12カ月間だけのケインジアン
ドイツ・イデオロギー
歪んだ政治
トロントへの道
欧州PIIGS諸国の公的債務の問題:ギリシャ
アイルランドとスペイン:不動産バブル問題
ポルトガルとイタリア:低成長の危機
混乱した相関関係と因果関係の混乱:緊縮が注目を浴びる瞬間
近代史上最大のおとり商法
EUとユーロ:遠すぎた橋
ドイツに遅れずについて行く
ユーロはなぜ通貨面での破滅装置になったのか
すべてのモラル・ハザード取引の生みの親
王様が小さくみえる
付帯的損害――欧州スタイル
民主主義下でも(一時的なら)金本位制を運営できる
しかし、なぜそうしているかについて真相を語ることはできない
結論:ユーロの破壊とハイエクの悪夢


第II部 緊縮策に関するもう一つの歴史

第4章・5章・6章に対する序論――緊縮策に関する思想史と自然史
「他に選択肢はない」(TINA)では不十分
緊縮に欠けている歴史と征服された過去
緊縮政策の現在にかかわる異議申し立て

第4章 「危険な思想」の歴史(1692-1942年)
パート1: 緊縮の古典的起源
ジョン・ロック:「人類は地球の不平等な所有に合意している」
ジョン・ロックが想像した市場
ジョン・ロックが想像した国家
デービッド・ヒューム:「公的信用は国家を破壊させるだろう」
デービッド・ヒュームは債務に絶望する
アダム・スミス:「債務の慣行がそれを採用したすべての国を次第に衰弱させてきている」
アダム・スミスの生産的吝嗇
スミスは(不本意ながら)国家を持ち込む…
ロック、ヒューム、スミス:デフォルトで緊縮をもたらす
パート2:緊縮の台頭
痛みの増大:緊縮と近代国家との出会い
新自由主義とネオリベラリズム
米国スタイルの緊縮:清算主義
英国色を帯びた緊縮:大蔵省見解
1930年代英米式緊縮の終焉:ケインズとシュンペーター
ケインズの反緊縮論
シュンペーターの退却

第5章 危険思想の精神史(1942-2012年)
パート1:緊縮は欧州に故郷を、米国に足がかりを見出す
ようこそドイツへ:まずは貯蓄、買い物はその後!
後発であることの重要性
オルド自由主義の起源
消費ではなく競争が成長につながる
秩序(オルド)の構築
ドイツではケインズがクラウディング・アウトされる
オルド自由主義の欧州
緊縮政策の米国における足場:オーストリア学派 ★
オーストリア学派の好景気・不景気入門書
信用の逼迫と破綻に関するハイエク/ミーゼスのモデル
介入の(想定される)愚かさ
米国のオーストリア式への傾倒:オーストリア式であることの賛否両論
パート2:緊縮の実践者
世界的にケインズを押しやる(クラウディング・アウト):マネタリズム・公共選択・民主主義の危険性
ネオリベラリズム:フリードマンのマネタリズム
ネオリベラリズム:民主主義が問題だ
中央銀行の独立性が解決策
緊縮策とネオリベラリズム:政策余地を広げる
海外で緊縮政策を性能実験する:ワシントン・コンセンサスとIMFの金融モデル
ブレトンウッズ機関の刷新
IMFの隠れた「(英国)大蔵省意見」
パート3:緊縮の実施
夕食を飛ばしても無料の昼食がある:拡張的緊縮はイタリアが起源
民主主義は、インフレだけでなく債務も生み出す
削減して繁栄に至る――再び
緊縮の増幅:支出や税金に関するボッコーニ学派の意見
TINAの復帰
ケインズの棺桶を釘付けにする
ようこそ緊縮へ:貯金がないなら買うな!

第6章 緊縮の自然史(1914-2012年)
はじめに:歴史の教訓・1980年代・REBLL同盟
パート1:なぜわれわれは緊縮を危険思想と考えたか?
輝くものの魅力:金本位制と緊縮策
ユーロ圏にとって金本位制から2つの教訓
1920年代-30年代における緊縮策と世界経済
米国における政策としての緊縮(1921-37年)
ポンドと大蔵省見解を擁護する:英国の緊縮(1921-39年)
緊縮策を放棄する:スウェーデンの教訓(1921-38年)
政策や政党イデオロギーとしての緊縮:ドイツ(1923-33年)
『真珠湾攻撃を敢行したあの素晴らしい民族』:日本の緊縮策と軍事拡張(1921-37年)
フラン――フランスではない――を防衛する:フランスの緊縮政策(1919-39年)
緊縮の危険な教訓
パート2:緊縮の新しい事例
1980年代の拡張的財政収縮がREBLL同盟に遭遇する
拡張的緊縮策の再検討(再修正)
1980年代の事例にみる期待・拡張・緊縮
「緊縮神話」の正体を暴く
REBLL同盟とデット・スター:緊縮というSFにおける冒険
REBLLの成長モデル
にもかかわらず別の銀行危機
REBLL同盟からの人生教訓

第III部 結論

第7章 銀行業の終焉、新しい物語、多難な先行き
結論に代わる臆測
銀行業の終焉
戻ってきた財政調整の物語:アイルランド・アイスランド・緊縮の代替策
先行き多難な時期

・版元の紹介ページ
http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002357
グンナー・ミュルダール『ミュルダール 福祉・発展・制度』藤田菜々子訳、ミネルヴァ書房、2015年10月。

出版年月日 2015年10月刊行予定
ISBN 9784623072880
判型・ページ数 4-6・360ページ
予価 本体4,200円+税

・目次
凡 例
第1章 経済学における目的と手段
第2章 景気循環における財政政策
第3章 人口問題と政策
第4章 社会理論と社会政策の関係
第5章 いっそう緊密に統合された自由世界経済に向けて
第6章 貿易と援助
第7章 世界の発展における平等問題
第8章 紹介への返答――経済学の発展における危機と循環
第9章 発展とは何か
第10章 制度派経済学
第11章 功利主義と現代経済学
解 説 ミュルダール経済学の方法・範囲・時代精神(藤田菜々子)
 1 ミュルダールの生涯と業績…304
 2 各論文についての解説
訳者あとがき
人名・事項索引
凡 例

・版元の紹介ページ
http://www.minervashobo.co.jp/book/b202064.html
山形浩生監修『第三の産業革命:経済と労働の変化』、KADOKAWA/角川学芸出版、2015年2月。

【角川インターネット講座】 第10巻
ISBN 978-4-04-653890-1

・目次
第1部  インターネット経済の原理
 序章  ネットが招いた変化から
     未来を読み解く  …山形 浩生 著
 第1章 「ネットワーク経済」の法則
     アトム型産業からビット型産業へ  …カール・シャピロ 著
  ハル・ロナルド・ヴァリアン 著
  宮本 喜一 訳
 第2章 ホワイトカラー真っ青  …ポール・ロビン・クルーグマン 著
  山形 浩生 訳
     
第2部  産業の変化
 第3章 ノウアスフィアの開墾  …エリック・スティーブン・
  レイモンド 著
  山形 浩生 訳
 第4章 メディア化する企業  …小林 弘人 著
  柳瀬 博一 著
 第5章 メイカー運動とファブ社会
     変容するモノと製造の概念  …田中 浩也 著
 第6章 情報、文化、コンテンツ産業  …田中 秀臣 著

     
第3部  産業をとりまく環境
 第7章 情報による新しい労働形態  …比嘉 邦彦 著
 第8章 インターネットと都市
     産業経済の変化  …小長谷 一之 著
 第9章 インターネットと金融
     弱体化する貨幣経済  …斉藤 賢爾 著
 第10章 社会という「系」の行方  …山形 浩生 著

・版元の紹介ページ
http://kci-salon.jp/books/10/
経済セミナー編集部編『総力ガイド! これからの経済学:マルクス、ピケティ、その先へ(経済セミナー増刊)』日本経済評論社、2015年9月。

発刊日:2015.09(上旬刊)
判型:B5判 ページ数:160ページ  在庫あり
定価:税込み 1,728円(本体価格 1,600円)

・目次
■第I部 経済学のいま

【鼎談】 Discussion
経済学はどこから来て、どこに向かうのか? [岩井克人×橋本努×若田部昌澄]

【図解! 経済学説史】History of Economics
学説からたどる経済学の歴史 [山崎好裕]

【経済学再考】 Re-examination of Economics
経済学とはどのような学問か [伊藤元重]
なぜ「主流派経済学」は「主流派」になったのか [山崎聡]
マルクスから見える資本主義の問題点 [的場昭弘]
「経済学批判」はどのような歴史的系譜をもつのか:異端派と反経済学の展開 [佐藤方宣]
『21世紀の資本』は資本主義の失敗を物語るか [二宮厚美]
ある実証経済学研究者の、トマ・ピケティの著作への感想 [神林龍]

■第II部 挑戦する経済学

(1)歴史的大転換に挑む
【インタビュー】歴史の流れと経済学 [吉川洋]
【マルクス経済学】社会の地殻変動を把握するトータルな思考 [沖公祐]
【オーストリア学派】市場の機微への深淵な洞察を生み出し続ける独自の歴史と視点 [尾近裕幸]
【制度経済学】一世紀の時を経て再生・復活、経済システムの多元性と進化の経済学へ [磯谷明徳]
【ケインズ経済学】ケインズ経済学の生誕と興隆 [小峯敦]
【ポスト・ケインズ派】「有効需要の原理」を軸に代替理論の構築をめざす [鍋島直樹]
【レギュラシオン理論】比較制度分析と歴史分析にもとづく経済学の革新 [遠山弘徳]
【新自由主義】自由で、公正で、効率的な市場というスローガンは現実か [服部茂幸]
【政治経済学】資本主義と民主主義、あるいは資本主義と福祉国家の両立は可能か [若森章孝]

(2)経済学のフロンティアに挑む
【インタビュー】サイエンスとしての経済学を始めよう:フューチャー・デザインを目指して [西條辰義]
【進化経済学】生物進化の視点からリアルな市場経済を理解する [西部忠]
【経済物理学】経済物理学の誕生・発展、そして、収穫期 [高安秀樹]
【ファイナンス】ファイナンスはどういう分野か [大橋和彦]
【空間経済学】立地と貿易、そして脱「国境」 [佐藤泰裕]
【行動経済学】伝統的経済学の枠組みを広げて現実の人間行動を描写する [大竹文雄]
【神経経済学】経済行動の意思決定メカニズムを解明する新分野 [田中沙織]
【実験経済学】人間の認知・思考過程を明らかにする [川越敏司]
【マーケットデザイン】制度設計の科学への招待 [小島武仁]
【家族の経済学】家族の役割という古くて新しい問題に取り組む [宮澤和俊]
【教育経済学】教育政策の効果測定に向けて [中室牧子]
【医療経済学】人々の「健康」のために、発展し続ける経済学 [野口晴子]

(3)政策運営に挑む
【インタビュー】経済学と政策をつなぐ [安田洋祐]
【ミクロ経済学】市場と価格の役割に対する理解を深める [林貴志]
【マクロ経済学】賃上げが救う世界のマクロ経済 [脇田成]
【計量経済学】経済行動の数式表現と数値計算 [森棟公夫]
【ゲーム理論】経済学とゲーム理論:歴史と展望 [小原一郎]
【産業組織論】今日の技術と市場を考える [青木玲子]
【厚生経済学】個人の厚生と規範に光を当てる経済学 [後藤玲子]
【公共経済学】市場メカニズムを「補い」、「正す」政府の活動を分析する [村瀬英彰]
【国際経済学】グローバル化でわれわれの生活は悪化するのか [友原章典]
【労働経済学】労働経済学では格差をどう捉えてきたか [黒田祥子]
【環境経済学】多種多様な環境問題を分析する [馬奈木俊介]
【開発経済学】理論と現実に根差した発展メカニズムの探求 [鈴木綾]
【法と経済学】法は希少な資源を配分する [常木淳]
【経済史】歴史学の方法と経済学の知見を統合 [岡崎哲二]

(4)ピケティの問題提起に挑む
【インタビュー】経済学に懐の深さを [中山智香子]
【グローバル税制】資産格差縮小のための有効な政策手段 [諸富徹]
【所得格差】 格差是正策がなければ経済成長は見込めない [橘木俊詔]
【フランスの経済思想】共生のための経済思想:MAUSS(モース) [藤岡俊博]
【対抗的グローバリズム】グローバリゼーションに伴う諸問題の批判的検討 [大屋定晴]

■書評コラム
 アダム・スミス 『国富論』 [野原慎司]
 リカードウ『経済学および課税の原理』 [佐藤有史]
 マルクス 『資本論』 [田中英明]
 マーシャル『経済学原理』 [松山直樹]
 ピグー『厚生経済学』 [高見典和]
 ケインズ 『雇用・利子および貨幣の一般理論』 [伊藤宣広]
 シュムペーター 『資本主義・社会主義・民主主義』[酒井弘格]
 ポラニー『大転換』 [若森みどり]
 ハイエク『個人主義と経済秩序』 [吉野裕介]
 フリードマン『資本主義と自由』 [原谷直樹]
 ピケティ『21世紀の資本』 [山田知明]

・版元の紹介ページ
http://www.nippyo.co.jp/book/6950.html

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