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新刊情報 - 最新エントリー

中野力、『人口論とユートピア―マルサスの先駆者ロバート・ウォーレスー』、昭和堂、2016年6月

出版年月日  2016/06/10
ISBN   9781812215357
判型・頁数 A5・344ページ
定価      本体6,000円+税

【目次】
はじめに

第1章 マルサスの先駆者としてのウォーレスの経済論と人口論――海外四学位論文をめぐって

第2章 ロバート・ウォーレスの宗教論――前期ウォーレス

第3章 1740年代のウォーレス――ウォーレスの経済論の萌芽

第4章 1750年代前半のウォーレス――『人口論』と『従順な服従』

第5章 1750年代後半のウォーレス(1) ロバート・ウォーレスと「『ダグラス』論争」――演劇とスコットランド教会

第6章 1750年代後半のウォーレス(2) ロバート・ウォーレスとジョン・ブラウンの政治・経済思想

第7章 1760年代のウォーレス(1)ロバート・ウォーレスの描くユートピア――人智と神慮との関連で

第8章 1760年代のウォーレス(2)ロバート・ウォーレスとモーペルテュイの幸・不幸論

第9章 1760年代のウォーレス(3)ロバート・ウォーレスとケイムズ卿の自由・必然論

第10章 ウォーレス、ゴドウィン、マルサスの人口論とユートピア――マルサスの先駆者としてのウォーレス

第11章 ウォーレスとマルサスの人口論――ハズリットのマルサス批判を中心に


版元の紹介ページです。
http://www.showado-kyoto.jp/book/b226402.html
福田徳三研究会編【福田徳三著作集】
第十五巻 武藤秀太郎編集『黎明期』信山社,2016年5月

出版年月日 2016/05/05
ISBN    9784797280951
判型・頁数 A5変・632ページ
定価      本体8,800円+税

【目  次】

刊行にあたって(西沢 保)

凡  例

『黎明録』 序

一 世界の平和望み遠し =改造途上の世界=
 一 イギリス、ドイツ国民経済の比較
 二 第一九世紀の総勘定
 三 来るべき世界とその文明
 四 ロンバード・ストリート本位の戦時経済論を笑う
 五 愚なる経済戦論
 六 イギリス的経済思想の末路
 七 戦後の世界と姉崎博士
 八 ホッブズとグロティウスとを論じて姉崎博士の空想的世界観を排す
 九 大戦が暴露せるドイツの弱点
  付録一 金と人に困る
  付録二 講和とドイツ社会党
  付録三 真剣のドイツ
  付録四 ドイツ、日本を恐る
  付録五 空ン洞(がらんどう)のドイツ
  付録六 ドイツの月賦(げんぷ)革命
  付録七 ドイツ帝国未来記
 十 勝者は誰か =世界文明の危機と日本の使命=
 十一 新世界の文明におけるフランスの使命
 十二 資本的帝国主義を排す
 十三 世界経済戦の謬想(びゅうそう)を排す
 十四 資本的侵略主義の危険 =戦後の世界を救う者はフランスと日本とあるのみ=
 十五 拝英論もまた甚だしからずや
 十六 世界の平和望み遠し
二 対抗か順応か =世界における日本=
 一 連合国経済協商の実いずくにある
 二 愚に重ぬるに愚
 三 欧州出兵論を排す
 四 ウィルソンの教書と日本の国是
 五 何のために戦う
 六 自主的出兵よりも自主的平和 =日本須(すべか)らく断乎として講和を主張せよ=
 七 対抗か順応か =資本的侵略主義に抗し、真正のデモクラシーを発揚せよ=
三 改造途上の世界経済 =戦時及び戦後の経済問題=
 一 イギリス中心の世界経済とその改造
 二 金の経済と物の経済
 三 戦時経済の一福音
 四 戦後の経済界において真に恐るべき事は何
 五 意気地(いくじ)なき戦後経済論を排す
 六 戦後の世界経済当面の大問題
四 国本は動かず =黎明日本の諸問題=
 一 新社会とは何ぞや
 二 二大政党対立論を非とす
 三 新しい意味のデモクラシー
  付録一 寺内内閣の社会的施設を評す
  付録二 速やかに物価調査会を起せ
  付録三 奸商(かんしょう)取締りの手を緩(ゆる)むことなかれ
  付録四 極窮権の実行
  付録五 国民生活に触れざる政変は無意味
  付録六 原内閣に要望す
 四 日本に社会主義起るべきや
 五 何を調節する =物価調節の謬想(びゅうそう)、貨幣調節の急要=
 六 社会政策とは何ぞや
 七 黎明運動論
 八 国本は動かず

〔解 題〕武藤 秀太郎 

年  譜
人名・団体名索引(巻末)
書誌索引(巻末)

福田徳三研究会編『福田徳三著作集』(全20巻)刊行計画(刊行予 定順)  

【第一期刊行】                  (編集担当者)
   『社会政策と階級闘争』    (第10巻)  (西沢保・森宜人)
   『復興経済の原理及若干問題』 (第17巻)  (清野幾久子)
   『黎明録』          (第15巻)  (武藤秀太郎)
   『暗雲録』          (第16巻)  (武藤秀太郎)
【第二期刊行】
   『国民経済講話(1)』      (第3巻)  (江夏由樹・大月康弘)
   『国民経済講話(2)』      (第4巻)  (江夏由樹・大月康弘)
   『経済学講義』         (第1巻)  (西沢保)
   『厚生経済研究』        (第19巻) (井上琢智)
【第三期刊行】
   『社会・労働問題と生存権』   (第13巻) (清野幾久子)
   『労働権・労働全収権・労働協約』(第14巻) (清野幾久子)
   『経済史研究』         (第6巻)  (杉岳志・夏目琢史・森宜人)
   『経済学史研究』        (第7巻)  (井上琢智)
   『経済学論攷』         (第9巻)  (山内進)
   『社会運動と労銀制度』     (第11巻) (玉井金吾・杉田菜穂)
【第四期刊行】
   『国民経済原論』        (第2巻)  (池田幸弘)
   『流通経済講話』        (第5巻)  (大友敏明)
   『経済学研究』         (第8巻)  (原伸子)
   『ボルシェヴィズム研究』    (第12巻)  (土肥恒之・大月康弘)
   『経済危機と経済恢復』     (第18巻)  (森宜人)
   『現代の商業及商人』      (第20巻)  (田中秀臣)
福田徳三研究会編【福田徳三著作集】
第十七巻 清野 幾久子編集『復興経済の原理及若干問題』信山社,2016年2月

出版年月日 2016/02/29
ISBN   9784797280975
判型・頁数  A5変・288ページ
定価     本体5,800円+税

版元掲載ページ:http://www.shinzansha.co.jp/book/b214098.html

【目 次】

刊行にあたって (西沢保) 
凡  例 
 『復興経済の原理及若干の問題』 序の一
 『復興経済の原理及若干の問題』 序の二

一 復興経済の第一原理
二 欧州の戦後経済と日本の復興経済 =倒ることの過大観、興ることの過小観=
三 復興経済の厚生的意義
四 復興日本当面の問題
五 経済復興はまず半倒壊物の爆破から =「生存権擁護令」を発布し私法一部のモラトリアムを即行せよ=
六 誰か復興の経済計画者たる
七 営生機会の復興を急げ
八 失業及び火災保険問題
九 火災保険金問題について
十 失業問題の数的考察
十一 エコノミック・デモグラフィーより見たる震災前の東京市
十二 失業調査とそれに基づく若干の推定

 失業調査統計表
  第一表 災前有業者現状一覧表
  第二表 女子希望副業分類表
  第三表 失業者職業分類率表
  第四表 各職業失業率表
  第五表 失業者総数及びその職業別推計
  第六表 職業中分類の失業者推定数(訂正)
  第七表 災後の新有業者及び新求職者一覧表
  第八表 職業中分類に分ちたる新有業者の現状一覧表
  第九表 新有業者の現在職業中重要ならびに特色ある五中分類の細別表
  第十表 転業者の従来職業別表
  第十一表 職業中分類に分ちたる転業者の現在職業一覧表
  第十二表 転業者の現在職業中重要並に特色ある九中分類の細別表

・本書に対する批評一斑
   
   日刊新聞紹介欄より / 著者への書簡集より 

〔解 題〕清野 幾久子 

年  譜   
                                            
人名・団体名索引(巻末)

書誌索引(巻末)


福田徳三研究会編『福田徳三著作集』(全20巻)刊行計画(刊行予 定順)  

【第一期刊行】                  (編集担当者)
   『社会政策と階級闘争』    (第10巻)  (西沢保・森宜人)
   『復興経済の原理及若干問題』 (第17巻)  (清野幾久子)
   『黎明録』          (第15巻)  (武藤秀太郎)
   『暗雲録』          (第16巻)  (武藤秀太郎)
【第二期刊行】
   『国民経済講話(1)』      (第3巻)  (江夏由樹・大月康弘)
   『国民経済講話(2)』      (第4巻)  (江夏由樹・大月康弘)
   『経済学講義』         (第1巻)  (西沢保)
   『厚生経済研究』        (第19巻) (井上琢智)
【第三期刊行】
   『社会・労働問題と生存権』   (第13巻) (清野幾久子)
   『労働権・労働全収権・労働協約』(第14巻) (清野幾久子)
   『経済史研究』         (第6巻)  (杉岳志・夏目琢史・森宜人)
   『経済学史研究』        (第7巻)  (井上琢智)
   『経済学論攷』         (第9巻)  (山内進)
   『社会運動と労銀制度』     (第11巻) (玉井金吾・杉田菜穂)
【第四期刊行】
   『国民経済原論』        (第2巻)  (池田幸弘)
   『流通経済講話』        (第5巻)  (大友敏明)
   『経済学研究』         (第8巻)  (原伸子)
   『ボルシェヴィズム研究』    (第12巻)  (土肥恒之・大月康弘)
   『経済危機と経済恢復』     (第18巻)  (森宜人)
   『現代の商業及商人』      (第20巻)  (田中秀臣)
仙台経済学研究会、『経済学の座標軸 馬渡尚憲先生追悼論文集』,社会評論社、2016年4月

価格: 3300円+税
発行日: 2016年4月20日
ページ数: 356頁

目次
第1部 経済理論
第1章 需要論の省察
第2章 資本回転論と利潤論
第3章 生産的労働と生産過程論の再構成
第4章 「厚生経済学」から「幸福の経済学」へ
第5章 リベラルな社会とはどのような社会か

第2部 経済学史
第6章 理念型の系譜
第7章 古典派資本蓄積論における技術進歩と自然の制約
第8章 マルサスの功利主義
第9章 ハリエット・マーティノーの経済思想
第10章 ジェヴォンズによるミル論理学批判と経済学
第11章 若きビアトリス・ポッターの経済学の形成
第12章 シュンペーターの社会主義論における矛盾について
第13章 カレツキの有効需要理論
第14章 構造学派とは何か

第3部 歴史・現状分析
第15章 アベノミクス再論
第16章 「量的・質的金融緩和」の本質と課題
第17章 現時日本の資本蓄積レジーム
第18章 リーマン・ショック以降のカナダ経済

以下、版元の紹介ページです。
http://www.shahyo.com/mokuroku/gendai_shahyo/politics/ISBN978-4-7845-1834-0.php
栗田啓子・松野尾裕・生垣琴絵編著『日本における女性と経済学―1910年代の黎明期から現代まで』、北海道大学出版会、2016年3月

本学会2012年度全国大会での編者3名によるセッション「日本における女性と経済学」を基礎にして内容を拡充したものです。
経済学史、教育史、女性史、生活経済学、労働経済学等の諸領域にかかわる内容です。

判型: A5 上製
頁数: 348
ISBN: 978-4-8329-6819-6
Cコード: C3033
定価: 6,048円 (本体価格5,600円+税)

目次
はじめに…栗田啓子 
第1部 女性への経済学教育
第1章 日本における「女性と経済学」の起点…松野尾 裕
第2章 女子高等教育におけるリベラル・アーツと経済学…栗田啓子
第3章 森本厚吉の女子経済教育…生垣琴絵
第2部 生活への視点
第4章 松平友子の家事経済学…松野尾 裕
第5章 オルタナティブな「生活者の経済」学…上村協子
回想 松平友子先生と私…亀高京子
第3部 労働への視点
第6章 竹中恵美子の女性労働研究…松野尾 裕
第7章 1970年代以降;第二派フェミニズムの登場とそのインパクト…竹中恵美子
第8章 関西における労働運動フェミニズムと竹中理論…伍賀偕子
対談 「女性と経済学」をめぐって…竹中恵美子・村松安子
おわりに…生垣琴絵
あとがき  
事項索引  
人名索引

以下,版元の紹介ページです。
http://hup.gr.jp/modules/zox/index.php?main_page=product_book_info&products_id=915
松尾匡・橋本貴彦、『これからのマルクス経済学入門』筑摩書房、2016年3月14日刊、

四六判240頁
本体1500円
ISBN:978-4-480-01636-2

目次

第1章 階級と所有
第2章 疎外論と唯物史観
第3章 投下労働価値概念の意義
第4章 マルクス経済学で日本社会を数量分析する

以下,版元の紹介ページです。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480016362/
太田仁樹,『論戦 マルクス主義理論史研究』,御茶の水書房,2016年3月

定価:7020円(本体6500円+税)
ISBN:978-4-275-02041-3


目次

はじめに:本書の課題と構成

第I部 概観

 第1章 マルクス主義の展開とその歴史的意味(1994年)

 第2章 マルクス・修正主義・ボリシェヴィズム(2005年)

 第3章 マルクス経済学における発展段階と政策(2012年)

第II部 論戦1 1980年代のマルクス主義理論史研究の到達点

 第4章 ローザ・ルクセンブルクの「批判的方法」(1991年):松岡利道著『ローザ・ルクセンブルク:方法・資本主義・戦争』(新評論,1988年)

 第5章 「民族自決権」論の意味(1991年):丸山敬一著『マルクス主義と民族自決権』(信山社,1989年)

 第6章 パルヴスにおける「最高の達成」(1992年):田中良明著『パルヴスと先進国革命:第2インタナショナル・マルクス主義の到達点』(梓出版社,1989年)

 第7章 マルクス主義理論史研究の課題(1992年):3氏の著作の検討を踏まえて

第III部 論戦2 マルクスから

 第8章 マルクスの世界認識(2003年):植村邦彦著『マルクスを読む』(青土社,2001年)

 第9章 マルクス主義的社会認識の限界(2011年):星野中のマルクス主義研究を振り返って

 付論1 「ゴータ綱領批判」評注(2013年):マルクスによるドイツ・マルクス主義派批判

第IV部 論戦3 カウツキーをめぐって

 第10章 カウツキーのドイツ第2帝制論(1994年):相田愼一著『カウツキー研究:民族と分権』(昭和堂,1993年)

 第11章 カウツキーの民族理論(2002年):相田愼一著『言語としての民族:カウツキーと民族門』(御茶の水書房,2002年)

 第12章 カウツキーの社会主義論(2001年):久間清俊著『近代市民社会と高度資本主義:ドイツ社会思想史研究』(ミネルヴァ書房,2000年)

第V部 論戦4 ヒルファディングをめぐって

 第13章 ヒルファディングとドイツ社会主義(1994年):保住敏彦著『ヒルファディングの経済理論』(梓出版社,1984年)/『社会民主主義の源流』(世界書院,1992年)/『ドイツ社会主義の政治思想』(法律文化社,1993年)

 第14章 第1次大戦終了までのヒルファディング(1994年):河野裕康著『ヒルファディングの経済政策思想』(法政大学出版局,1993年)

 付論2 〈書評〉上条勇著『ヒルファディングと現代資本主義:社会化・組織資本主義・ファシズム』(梓出版社,1987年)

 付論3 〈書評〉倉田稔著『ルードルフ・ヒルファディング研究』(成文社,2011年)

 付論4 ルドルフ・ヒルファディング Rudolf Hilferding(2013年)

第VI部 論戦5 レーニンをめぐって

 第15章 レーニンの過渡期社会論と経済学認識(1999年):岡田和彦著『レーニンの市場と計画の理論』(時潮社,1997年)

 第16章 レーニンはいつレーニンになったのか(2007年):白井聡著『未完のレーニン:〈力〉の思想を読む』(講談社,2007年)

第VII部 余論

 第17章 ローザ・ルクセンブルクと大杉栄(1998年):「ボリシェヴィキ革命」に対する二つの態度

 第18章 日本におけるコルシュ受容の一齣(1980年):福本イズムとの関わりで

文献一覧

索引

以下,版元の紹介ページです。
http://www.ochanomizushobo.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-275-02041-3
小室 正紀 編『幕藩制転換期の経済思想』慶應義塾大学出版会 2016年4月

A5判/上製/314頁
初版年月日:2016/04/06
ISBN:978-4-7664-2332-7
(4-7664-2332-1)
定価 5,400円(本体 5,000円)

目次

はじめに

序 本書の視点と各章の位置づけ

第1章 道を知ること ーー 学問の転換期と頼春水

第2章 近世高砂社の芸能興行と賑わい

第3章 伊能忠敬の経営観と家 ーー 文化期の書簡から

第4章 大坂両替商草間直方の貨幣史 ーー 『三貨図彙』の著作意図をめぐって

第5章 海保青陵の富国策 ーー 経世済民から経営へ

第6章 社倉法にみる経済思想 ーー 近世後期の広島藩における社倉法理念

第7章 本多利明の蝦夷地開発政策論 ーー 天明~寛政期を中心として

第8章 蝦夷地政策論に見る日本経済観 ーー 享和元年の三奉行による建議を中心に

以下,版元の紹介ページです。
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766423327/
勝田俊輔・高神信一編『アイルランド大飢饉 ジャガイモ・「ジェノサイド」・ジョンブル』刀水書房,2016年2月

目次

はじめに:勝田俊輔

第一章 アイルランド大飢饉―概略と歴史認識:勝田俊輔

第二章 大飢饉とアイルランド経済:武井章弘

第三章 大飢饉とアイルランド政治:勝田俊輔

第四章 古典派経済学とアイルランド大飢饉:古家弘幸

第五章 政府の救済策:高神信一

第六章 チャリティと大飢饉:金澤周作

第七章 大飢饉とアメリカ移民のナショナリズム:高神信一

第八章 インド19世紀後半の飢饉の歴史像―アイルランド大飢饉との関連で:脇村孝平

第九章 19?20世紀アイルランド文学と大飢饉:ジェーン・オハロラン(勝田俊輔訳)

第十章 大飢饉の歴史研究と20世紀アイルランド政治:L・M・カレン(勝田俊輔訳)

あとがき:高神信一

以下,版元の紹介ページです。
http://www.tousuishobou.com/kenkyusyo/4-88708-427-8.htm
米田 昇平『経済学の起源 フランス 欲望の経済思想』京都大学学術出版会,2016年1月

目次
序 章 経済学の起源―フランスのコンテキストとの関連で
第一節 経済学の条件―世俗的倫理と世俗化の論理
第二節 一七世紀フランスの新思潮―アウグスティヌス主義
第三節 功利主義と利益説
第四節 経済学のフランス的起源

第一章 経済学の起源とアウグスティヌス主義―ニコルからボワギルベールへ
はじめに
第一節 ニコル―開明的自己愛と政治的秩序
 (1) ジャンセニスムとニコル
 (2) ニコルにおける人間と社会
 (3) 自己愛の自己抑制と礼節
 (4) 政治的秩序と神慮
第二節 ボワギルベール―欲求と秩序
 (1) ボワギルベールにおける人間と社会
 (2) 富裕の連鎖と消費
 (3) 自然的秩序とレセ・フェール
 (4) 統治論
むすび

第二章 マンデヴィルの逆説―英仏の思想的展開との関連で
はじめに
第一節 マンデヴィルの思想的源泉
 (1) フランスのコンテキスト―アウグスティヌス主義
 (2) イギリスのコンテキスト―バーボンとノース
第二節 マンデヴィル―私悪は公益
 (1) 人間本性―自己愛と欲求
 (2) 欲求の体系
 (3) 美徳―偽装された悪徳
 (4) 消費と倹約
 (5) 奢侈
 (6) 自生的秩序と政治
第三節 『カトーの手紙』とデフォー
むすび

第三章 啓蒙の経済学―アベ・ド・サン=ピエール、ムロン、モンテスキューの商業社会論
はじめに
第一節 アベ・ド・サン=ピエールの商業社会論―啓蒙の功利主義
 (1) 人間本性―快楽と苦痛
 (2) 道徳論―私欲と公共的利益との一致
 (3) 商業
第二節 J・F・ムロンの商業社会論―啓蒙の経済学
 (1) 商業の精神と進歩の観念
 (2) 勤労・産業活動、就労人口
 (3) 奢侈
第三節 モンテスキューの商業社会論―富と名誉
 (1) 商業社会―国民の一般精神と奢侈
 (2) 商業の精神と穏和な商業
 (3) 商業社会と君主政―名誉
 (4) 政治的秩序

第四章 奢侈論争とフランス経済学
はじめに
第一節 奢侈と消費―一七五○年代までの奢侈容認論の系譜
 (1) 奢侈容認論の背景―世俗的倫理の普及
 (2) 奢侈と消費―商業社会の原動力
 (3) 奢侈と消費の多義性
第二節 奢侈と公共的精神
 (1) ブロー・デスランドの奢侈批判
 (2) サン・ランベールの奢侈容認論
第三節 奢侈と節約―農業の再生
 (1) 奢侈批判と農業重視
 (2) 重農主義の奢侈批判
 (3) ピントの奢侈批判―中庸な奢侈と節約
第四節 奢侈と貧困―一七七○年代以降の奢侈論争
 (1) ビュテル・デュモンの奢侈容認論―消費の自由
 (2) ブティーニの奢侈批判
 (3) プリュケの奢侈批判
むすび

終 章 フランス経済学―欲望の経済思想

あとがき
文献目録
索引(人名・事項)

以下,版元の紹介ページです。
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=2071&lang=jp

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