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新刊情報 - 201604のエントリ

栗田啓子・松野尾裕・生垣琴絵編著『日本における女性と経済学―1910年代の黎明期から現代まで』、北海道大学出版会、2016年3月

本学会2012年度全国大会での編者3名によるセッション「日本における女性と経済学」を基礎にして内容を拡充したものです。
経済学史、教育史、女性史、生活経済学、労働経済学等の諸領域にかかわる内容です。

判型: A5 上製
頁数: 348
ISBN: 978-4-8329-6819-6
Cコード: C3033
定価: 6,048円 (本体価格5,600円+税)

目次
はじめに…栗田啓子 
第1部 女性への経済学教育
第1章 日本における「女性と経済学」の起点…松野尾 裕
第2章 女子高等教育におけるリベラル・アーツと経済学…栗田啓子
第3章 森本厚吉の女子経済教育…生垣琴絵
第2部 生活への視点
第4章 松平友子の家事経済学…松野尾 裕
第5章 オルタナティブな「生活者の経済」学…上村協子
回想 松平友子先生と私…亀高京子
第3部 労働への視点
第6章 竹中恵美子の女性労働研究…松野尾 裕
第7章 1970年代以降;第二派フェミニズムの登場とそのインパクト…竹中恵美子
第8章 関西における労働運動フェミニズムと竹中理論…伍賀偕子
対談 「女性と経済学」をめぐって…竹中恵美子・村松安子
おわりに…生垣琴絵
あとがき  
事項索引  
人名索引

以下,版元の紹介ページです。
http://hup.gr.jp/modules/zox/index.php?main_page=product_book_info&products_id=915
松尾匡・橋本貴彦、『これからのマルクス経済学入門』筑摩書房、2016年3月14日刊、

四六判240頁
本体1500円
ISBN:978-4-480-01636-2

目次

第1章 階級と所有
第2章 疎外論と唯物史観
第3章 投下労働価値概念の意義
第4章 マルクス経済学で日本社会を数量分析する

以下,版元の紹介ページです。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480016362/
太田仁樹,『論戦 マルクス主義理論史研究』,御茶の水書房,2016年3月

定価:7020円(本体6500円+税)
ISBN:978-4-275-02041-3


目次

はじめに:本書の課題と構成

第I部 概観

 第1章 マルクス主義の展開とその歴史的意味(1994年)

 第2章 マルクス・修正主義・ボリシェヴィズム(2005年)

 第3章 マルクス経済学における発展段階と政策(2012年)

第II部 論戦1 1980年代のマルクス主義理論史研究の到達点

 第4章 ローザ・ルクセンブルクの「批判的方法」(1991年):松岡利道著『ローザ・ルクセンブルク:方法・資本主義・戦争』(新評論,1988年)

 第5章 「民族自決権」論の意味(1991年):丸山敬一著『マルクス主義と民族自決権』(信山社,1989年)

 第6章 パルヴスにおける「最高の達成」(1992年):田中良明著『パルヴスと先進国革命:第2インタナショナル・マルクス主義の到達点』(梓出版社,1989年)

 第7章 マルクス主義理論史研究の課題(1992年):3氏の著作の検討を踏まえて

第III部 論戦2 マルクスから

 第8章 マルクスの世界認識(2003年):植村邦彦著『マルクスを読む』(青土社,2001年)

 第9章 マルクス主義的社会認識の限界(2011年):星野中のマルクス主義研究を振り返って

 付論1 「ゴータ綱領批判」評注(2013年):マルクスによるドイツ・マルクス主義派批判

第IV部 論戦3 カウツキーをめぐって

 第10章 カウツキーのドイツ第2帝制論(1994年):相田愼一著『カウツキー研究:民族と分権』(昭和堂,1993年)

 第11章 カウツキーの民族理論(2002年):相田愼一著『言語としての民族:カウツキーと民族門』(御茶の水書房,2002年)

 第12章 カウツキーの社会主義論(2001年):久間清俊著『近代市民社会と高度資本主義:ドイツ社会思想史研究』(ミネルヴァ書房,2000年)

第V部 論戦4 ヒルファディングをめぐって

 第13章 ヒルファディングとドイツ社会主義(1994年):保住敏彦著『ヒルファディングの経済理論』(梓出版社,1984年)/『社会民主主義の源流』(世界書院,1992年)/『ドイツ社会主義の政治思想』(法律文化社,1993年)

 第14章 第1次大戦終了までのヒルファディング(1994年):河野裕康著『ヒルファディングの経済政策思想』(法政大学出版局,1993年)

 付論2 〈書評〉上条勇著『ヒルファディングと現代資本主義:社会化・組織資本主義・ファシズム』(梓出版社,1987年)

 付論3 〈書評〉倉田稔著『ルードルフ・ヒルファディング研究』(成文社,2011年)

 付論4 ルドルフ・ヒルファディング Rudolf Hilferding(2013年)

第VI部 論戦5 レーニンをめぐって

 第15章 レーニンの過渡期社会論と経済学認識(1999年):岡田和彦著『レーニンの市場と計画の理論』(時潮社,1997年)

 第16章 レーニンはいつレーニンになったのか(2007年):白井聡著『未完のレーニン:〈力〉の思想を読む』(講談社,2007年)

第VII部 余論

 第17章 ローザ・ルクセンブルクと大杉栄(1998年):「ボリシェヴィキ革命」に対する二つの態度

 第18章 日本におけるコルシュ受容の一齣(1980年):福本イズムとの関わりで

文献一覧

索引

以下,版元の紹介ページです。
http://www.ochanomizushobo.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-275-02041-3
小室 正紀 編『幕藩制転換期の経済思想』慶應義塾大学出版会 2016年4月

A5判/上製/314頁
初版年月日:2016/04/06
ISBN:978-4-7664-2332-7
(4-7664-2332-1)
定価 5,400円(本体 5,000円)

目次

はじめに

序 本書の視点と各章の位置づけ

第1章 道を知ること ーー 学問の転換期と頼春水

第2章 近世高砂社の芸能興行と賑わい

第3章 伊能忠敬の経営観と家 ーー 文化期の書簡から

第4章 大坂両替商草間直方の貨幣史 ーー 『三貨図彙』の著作意図をめぐって

第5章 海保青陵の富国策 ーー 経世済民から経営へ

第6章 社倉法にみる経済思想 ーー 近世後期の広島藩における社倉法理念

第7章 本多利明の蝦夷地開発政策論 ーー 天明~寛政期を中心として

第8章 蝦夷地政策論に見る日本経済観 ーー 享和元年の三奉行による建議を中心に

以下,版元の紹介ページです。
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766423327/

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