室田保夫編著『人物でよむ西洋社会福祉のあゆみ』ミネルヴァ書房、2013年10月。
出版年月日 2013年10月20日
ISBN 9784623066247
判型・ページ数 A5・276ページ
定価 本体3,000円+税
・目次
はしがき
序 章 歴史と人間,そして福祉
第I部 慈善・社会事業の時代
<時代的背景>
第1章 ジョン・ハワード――監獄改良運動の創始者
第2章 トーマス・チャルマーズ――隣人愛による社会実験
第3章 ジョージ・ミュラー――神の恵みの証としてのブリストル孤児院
第4章 ルイ・ブライユ――点字の父
第5章 ヨハン・ヒンリッヒ・ヴィルヘン――ラウエハウス,ヨハネスシュティフトの創設者
第6章 ウィリアム・ブース――救世軍の創始者
第7章 F.W.C.ウィラード――アメリカにおける矯風運動の指揮者
第8章 ファーザー・ダミアン――ハワイ・モロカイの聖者
第9章 オクタヴィア・ヒル――居住環境改善のパイオニア
第10章バーネット夫妻――トレインビー・ホールの設立者
第11章チャールズ・ブース――イギリス社会調査の創始者
第12章エレン・ケイ――女性・児童福祉へ影響を与えたスウェーデンの思想家
第13章トーマス・ジョン・バーナード――児童救済事業のパイオニア
第14章レオン・ブルジョワ――社会連帯主義の現代的意義
第15章ジェーン・アダムズ――セツルメント運動のリーダー
第II部 社会福祉の時代
<時代的背景>
第16章ウェッブ夫妻――ナショナル・ミニマムの提唱者
第17章ヘレン・ボーザンケット――1909年王立救貧法委員会多数派報告書の主要な執筆者
第18章M・E・リッチモンド――ソーシャル・ケース・ワークの母
第19章アリス・ザロモン――ドイツ福祉職を創出するフェミニスト
第20章ヤヌシュ・コルチャック――子どもの権利の尊重
第21章ウィリアム・ベヴァリッジ――自由を表現する統制的な手段
第22章ヘレン・ケラー――障害を乗り越えて
第23章ヘレン・ハリス・パールマン――ソーシャルワークの先駆者
第24章リチャード・ティトマス――ソーシャル・ポリシーの「3つのモデル」
第25章ウィリアム・シュワルツ――相互援助の思想と実践
第26章マーティン・ルーサー・キング・ジュニア――公民権運動の指揮者
第27章ホイットニー・ヤング――公民権運動とソーシャル・アクションの指導者
第28章N.E.バンク―ミケルセン――ノーマライゼーションの父
第29章エド・ロバーツ――自立生活運動の父として生きた人生
第30章マザー・テレサ――貧困者・病者への愛と祈り
人物史年表
各人物の活躍した時期
人名索引
事項索引
<コラム>
1.音楽と社会福祉実践――ヴィヴァルディの活動
2.ビスマルク
3.「孤児列車」(Orphan Trains)
4.ミュルダール夫妻
5.アガサ・クリスティと里親制度
6.アメリカにおけるフィランソロピー
7.JFKの時代,アメリカの夢そして正義
・版元の紹介ページ
http://www.minervashobo.co.jp/book/b122277.html