尾高煌之助・西沢保編『回想の都留重人』勁草書房、2010年4月。
ISBN:978-4-326-55064-7
出版年月:2010年4月
判型・ページ数:四六判・448ページ
定価:定価3,675円(本体価格3,500円)
・版元の紹介ページ
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b61643.html・目次
都留経済学の射程
故都留重人日本学士院会員追悼の辞[水田洋]
経済学者 都留重人[伊東光晴]
都留重人とシュンペーター[塩野谷祐一]
国民所得再考:なぜ、「それでもGDP系列」か[尾高煌之助]
厚生経済学の実践者、都留重人[鈴村興太郎]
“No Wealth But Life”:マーシャル、ラスキン、都留重人[西沢保]
経済学の実践と制度設計
都留重人先生と附置研究所問題[西村可明]
平和と安心・安全:経済政策で一番大事なこと[宮崎勇]
第二次物価問題懇談会と都留先生[丸山英人]
公害・環境問題研究のパイオニアとしての都留先生[永井進・寺西俊一]
公害の政治経済学を他の方法から分かつものは何か:都留理論を現代に生かす道[岡敏弘]
比較経済体制論
多様な資本主義がありうるか[ロナルド・P・ドーア]
中国経済研究の事始め[石川滋]
都留重人の資本主義批判[宮本憲一]
人間・都留重人
都留さんの「志」:いくつかの回想[小宮隆太郎]
ファミリーとしての都留重人:義弟が観た六十八年[和田昭允]
「背広ゼミ」から見た教育者 都留重人先生の横顔[塚本文一]
都留重人、ただ一人の私の先生[鶴見俊輔]
都留重人の周辺:伊東光晴教授に聞く
都留重人略年譜
人名索引
執筆者紹介