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新刊情報 - 有江大介(編著)『ヴィクトリア時代の思潮とJ.S.ミル:文芸・宗教・倫理・経済』三和書籍、2013年3月。

有江大介(編著)『ヴィクトリア時代の思潮とJ.S.ミル:文芸・宗教・倫理・経済』三和書籍、2013年3月。

カテゴリ : 
論集
執筆 : 
master 2013-04-16
有江大介(編著)『ヴィクトリア時代の思潮とJ.S.ミル:文芸・宗教・倫理・経済』三和書籍、2013年3月。

A5判 並製 252頁 ?2,800+税
ISBN978-4-86251-149-2 C3030

・目次
第1章 J.S.ミルとロマン主義?ワーズワス、コールリッジ、カーライルとの関わり
[泉谷 周三郎]

I ミルとワーズワスとの出会い
II ロマン主義と個人主義
III イギリス・ロマン主義と『抒情歌謡集』
IV 貴重な交友と「時代の精神」
V カーライル(1795-1881)との出会いと「現代の徴候」
VI ミルの「ベンサム論」と「コールリッジ論」
VII おわりに

第2章  ヴィクトリア期の時代思潮における中世主義と古典主義
[深貝 保則]

I 無意識のライバル:はじめに
II 中世への志向:社会評論と絵画を主な舞台として
1 意識過剰の苦悩から「仕事」の発見へ: T.カーライルとJ.ラスキン
2 ラファエル前派における「中世主義」: W.モリスとE.バーン=ジョーンズ
III ギリシア史論に現われた古典古代への志向:W.ミトフォードとG.グロート
IV ヘブライズムとヘレニズム:M.アーノルドをむすびとして

第3章 イングリッシュ・ユニテリアニズムと?ヴィクトリア時代思想
[舩木 惠子]

I はじめに
II イングランドにおけるユニテリアン形成史
1 イングリッシュ・ユニテリアニズムの源泉
2 プリーストリーの『自然宗教と啓示宗教の原理』
III J.S.ミルとプリーストリーの自然観
IV ハリエット・マーティーノゥとメアリー・カーペンター
V おわりに

第4章 J.H.ニューマンの知識論?ヴィクトリア時代の信仰と科学
[有江 大介]

I はじめに
II ミルから見たオクスフォード運動
III ニューマンの知識論:信仰と科学
1 宗教的知識と科学的知識
2 蓋然性とその超克への途
3 『承認の原理』:了解・推論・直観・確信
IV おわりに:ヴィクトリア時代の知的環境とニューマン

第5章 オウエン、トンプソン、J.S.ミル?ヴィクトリア時代のアソシエーション論
[安井 俊一]

I はじめに
II オウエンとトンプソンのアソシエーション論
III ミルのオウエン主義批判?社会主義論の萌芽
IV オウエン主義とミル
V おわりに

第6章 J.S.ミルとS.スマイルズ─ヴィクトリア時代の思潮
[矢島 杜夫]

I ミルとスマイルズの時代
II 意志の自由と自立
III 人格の形成と人間幸福
IV ミルとスマイルズの社会問題
V 中村敬宇による翻訳と明治日本

第7章 ジョン・スチュアート・ミルと直観主義形而上学
[大久保 正健]

I はじめに
II スコットランド哲学
1 ジョン・ロックの新哲学
2 観念論の深化
3 リードの自然的実在論
III 人間知識の相対性
1 「無条件存在の哲学」
2 絶対者を認識すること
IV 感覚主義認識論
1 ジェイムズ・ミルの『人間精神現象の分析』
2 「感覚の恒常的な可能性」
V おわりに

第8章 J.S.ミルにおける徳と幸福
[水野 俊誠]

I はじめに
II 徳とは何か
III 幸福の手段としての徳/一部としての徳
IV 徳の快楽
V 拡張された快楽主義
VI おわりに

第9章 J.S.ミルの経済思想における共感と公共性
[前原 直子]

I はじめに
II J.S.ミル共感論の基本概念
1 「共感」の基本概念と道徳哲学における公共性
2  アダム・スミス、J.ベンサムの共感論とミル共感論
III J.S.ミルの共感原理
1 『自由論』における〈人間相互間の感情是認としての共感〉
2 『自由論』における〈「同胞感情」としての共感〉
3 『功利主義論』における〈「同胞感情」としての共感〉
4 〈利他的感情(=公共心)としての共感〉
IV J.S.ミルの経済思想における共感と公共性
1 〈知的道徳的美的エリート〉への共感と社会変革論
2 〈利己心の体系=人間的成長の体系〉における共感と株式会社論・経営組織論
3 〈公共心の体系=人間愛の体系〉における共感とアソシエーション論
V おわりに

第10章 アマルティア・センにおけるJ.S.ミルの評価
[朝日 讓治]

I はじめに
II センの研究の足跡
1 センの生い立ちと教育
2 研究者としてのセン
3 学際的講義と研究者たちとの交流
III センによる現代経済学の建設的批判
1 現代経済学の現状
2 「定型化された功利主義」批判
3 個人と他者
(1)「よい暮らし」と「アドバンテージ」
(2)「共感」と「コミットメント」
4 功利主義的人間観とセン
5 経済学と倫理学
IV 社会選択理論とJ.S.ミルの自由
1 アロウの不可能性定理
2 センの社会選択理論
3 自由とセン
V ケイパビリティの理論とその応用
1 ケイパビリティの萌芽
2 ケイパビリティと自由
VI センとJ.S. ミルの政治体制
VII おわりに

人名索引
事項索引
執筆者紹介

・版元の紹介ページ
http://www.sanwa-co.com/wp/149/

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