宮田純『近世日本の開発経済論と国際化構想:本多利明の経済政策思想』御茶の水書房、2016年10月。
定価 9,720 円 (本体9,000 円+税)
ISBN 978-4-275-02048-2
発売日 2016/10
・目次
序章 本書の分析視角と内容構成‐近世日本の開発論と国際化構想に関する理解に寄せて‐
第?部 近世日本の国内開発構想としての本多利明の日本国「豊饒」化構想
‐『自然治道之弁』・『河道』・『西薇事情』の分析を中心として‐
第一章 本多利明と利明研究史
第二章 『自然治道之弁』における本多利明の政策理念「自然治道」と
根幹的「治道」としての「渡海運送交易」政策
第三章 『自然治道之弁』における日本国「豊饒」化プラン
第四章 『河道』における関東「豊饒」化プラン
第五章 『西薇事情』における備後国「豊饒」化プラン
補論1 対外交易論の展開に関する付言
補論2 利明の船舶技術論に関する付言
第?部 近世日本の国際化構想としての本多利明の対外交易論
‐『西域物語』・『経世秘策』・『交易論』・『経済放言』の分析を中心として‐
第六章 『西域物語』における対外交易論
第七章 『経世秘策』における対外交易論
第八章 『交易論』における対外交易論
第九章 『経済放言』における対外交易論
終章 結論‐近世日本の国内開発・国際化構想としての本多利明の経済政策思想の総合的位置づけ‐
付録(1)本多利明研究文献一覧―一八九三年?二〇一六年における研究成果
付録(2)本多利明の翻刻化資料一覧
付録(3)本多利明関連年表
・版元の紹介ページ
http://rr2.ochanomizushobo.co.jp/products/978-4-275-02048-2