田中秀臣・上念司『「復興増税」亡国論:2013年“震災恐慌”を防げ!』宝島社、2012年1月。
定価: 本体724円+税
判型: 新書判
ページ数: 254P
ISBN: 978-4-7966-8993-9
発売日: 2012年01月10日
・目次
まえがき
序章
最悪のシナリオ、震災恐慌を避けるために
関東大震災、阪神・淡路大震災の経験
恐慌はそしらぬ顔をしてやってくる
日本に明るい未来が訪れることを願って
第1章 恐慌は、そしらぬ顔をしてやってくる
僕たちの3・11
「ナイトの不確実性」が示す現在
今回の震災は景気後退、リーマンショックに続くトリプルショック
過去の経験に学ぶ
恐慌は、そしらぬ顔をしてやってくる
…ほか
第2章 今、本当に起こっていること
破壊を救えるのは経済政策のみ
本当に無策な政府の復興計画
デフレをつくり放置する日銀
いまだにインフレを心配する日銀
デフレなのに引き締める?
…ほか
第3章 最悪のシナリオ
考えられる最悪のシナリオ「増税+金融引き締め」
増税で一番苦しむのは被災地
増税すると逆に税収が減る
これだけの震災でも何もしない日銀の体質
マズい経済政策と日銀を批判できないマスコミ
第4章 資産市場はどうなるか
衝撃はストック市場から実体経済へ
政府も日銀も無策のままか!?
株式市場はドーンと下がって、少し上げたが……
原発事故の展開次第
阪神・淡路大震災のとき、株価は6か月後に底が
…ほか
第5章 震災恐慌を防げ!
震災復興べからず集
べからず集その1. 増税
べからず集その2. 金融引き締め
べからず集その3. 復興資金の逐次投入
復興国債を発行し、日銀が直接買い入れろ!
…ほか
新書特別付録 世界一やさしい“増税なしの”復興財源捻出方法
そもそも日銀マンと財務省職員の関係について
日銀による国債の直接引き受けの法律的根拠
30兆円の法律の枠内の国債直接引き受けで、通過の信認は毀損するか?
・版元の紹介ページ
http://tkj.jp/book/?cd=01899301