福田徳三研究会編【福田徳三著作集】
第十五巻 武藤秀太郎編集『黎明期』信山社,2016年5月
出版年月日 2016/05/05
ISBN 9784797280951
判型・頁数 A5変・632ページ
定価 本体8,800円+税
【目 次】
刊行にあたって(西沢 保)
凡 例
『黎明録』 序
一 世界の平和望み遠し =改造途上の世界=
一 イギリス、ドイツ国民経済の比較
二 第一九世紀の総勘定
三 来るべき世界とその文明
四 ロンバード・ストリート本位の戦時経済論を笑う
五 愚なる経済戦論
六 イギリス的経済思想の末路
七 戦後の世界と姉崎博士
八 ホッブズとグロティウスとを論じて姉崎博士の空想的世界観を排す
九 大戦が暴露せるドイツの弱点
付録一 金と人に困る
付録二 講和とドイツ社会党
付録三 真剣のドイツ
付録四 ドイツ、日本を恐る
付録五 空ン洞(がらんどう)のドイツ
付録六 ドイツの月賦(げんぷ)革命
付録七 ドイツ帝国未来記
十 勝者は誰か =世界文明の危機と日本の使命=
十一 新世界の文明におけるフランスの使命
十二 資本的帝国主義を排す
十三 世界経済戦の謬想(びゅうそう)を排す
十四 資本的侵略主義の危険 =戦後の世界を救う者はフランスと日本とあるのみ=
十五 拝英論もまた甚だしからずや
十六 世界の平和望み遠し
二 対抗か順応か =世界における日本=
一 連合国経済協商の実いずくにある
二 愚に重ぬるに愚
三 欧州出兵論を排す
四 ウィルソンの教書と日本の国是
五 何のために戦う
六 自主的出兵よりも自主的平和 =日本須(すべか)らく断乎として講和を主張せよ=
七 対抗か順応か =資本的侵略主義に抗し、真正のデモクラシーを発揚せよ=
三 改造途上の世界経済 =戦時及び戦後の経済問題=
一 イギリス中心の世界経済とその改造
二 金の経済と物の経済
三 戦時経済の一福音
四 戦後の経済界において真に恐るべき事は何
五 意気地(いくじ)なき戦後経済論を排す
六 戦後の世界経済当面の大問題
四 国本は動かず =黎明日本の諸問題=
一 新社会とは何ぞや
二 二大政党対立論を非とす
三 新しい意味のデモクラシー
付録一 寺内内閣の社会的施設を評す
付録二 速やかに物価調査会を起せ
付録三 奸商(かんしょう)取締りの手を緩(ゆる)むことなかれ
付録四 極窮権の実行
付録五 国民生活に触れざる政変は無意味
付録六 原内閣に要望す
四 日本に社会主義起るべきや
五 何を調節する =物価調節の謬想(びゅうそう)、貨幣調節の急要=
六 社会政策とは何ぞや
七 黎明運動論
八 国本は動かず
〔解 題〕武藤 秀太郎
年 譜
人名・団体名索引(巻末)
書誌索引(巻末)
福田徳三研究会編『福田徳三著作集』(全20巻)刊行計画(刊行予 定順)
【第一期刊行】 (編集担当者)
『社会政策と階級闘争』 (第10巻) (西沢保・森宜人)
『復興経済の原理及若干問題』 (第17巻) (清野幾久子)
『黎明録』 (第15巻) (武藤秀太郎)
『暗雲録』 (第16巻) (武藤秀太郎)
【第二期刊行】
『国民経済講話(1)』 (第3巻) (江夏由樹・大月康弘)
『国民経済講話(2)』 (第4巻) (江夏由樹・大月康弘)
『経済学講義』 (第1巻) (西沢保)
『厚生経済研究』 (第19巻) (井上琢智)
【第三期刊行】
『社会・労働問題と生存権』 (第13巻) (清野幾久子)
『労働権・労働全収権・労働協約』(第14巻) (清野幾久子)
『経済史研究』 (第6巻) (杉岳志・夏目琢史・森宜人)
『経済学史研究』 (第7巻) (井上琢智)
『経済学論攷』 (第9巻) (山内進)
『社会運動と労銀制度』 (第11巻) (玉井金吾・杉田菜穂)
【第四期刊行】
『国民経済原論』 (第2巻) (池田幸弘)
『流通経済講話』 (第5巻) (大友敏明)
『経済学研究』 (第8巻) (原伸子)
『ボルシェヴィズム研究』 (第12巻) (土肥恒之・大月康弘)
『経済危機と経済恢復』 (第18巻) (森宜人)
『現代の商業及商人』 (第20巻) (田中秀臣)