ライオネル・ロビンズ著、『経済学の本質と意義』、小峯敦・大槻忠史訳,京都大学学術出版会、2016年1月
四六・上製・328頁・税込 2,592円
ISBN: 9784876988853
発行年月: 2016/01/25
版元の紹介ページ
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=2069目次
序 言
凡 例
第1章 経済学の主題
第1節 はじめに
第2節 経済学の「物質主義的」定義
第3節 経済学の「稀少性」定義
第4節 経済学と交換経済
第5節 「物質主義的」定義と「稀少性」定義の比較
第2章 目的と手段
第1節 はじめに
第2節 経済学と目的
第3節 経済学と美学
第4節 経済学と技術
第5節 経済理論と経済史
第6節 歴史の唯物論的解釈
第3章 経済「量」の相対性
第1節 稀少性の意味
第2節 経済財の概念
第3節 「抽象性を誤って具体性に置き換えてしまう誤謬」
第4節 経済統計の意味
第5節 時系列の意義
第6節 「生産―分配」分析 対 均衡分析
第4章 経済学の一般法則における本質
第1節 はじめに
第2節 経済法則の起源
第3節 費用理論と貨幣論
第4節 経済学と心理学
第5節 経済人の神話
第6節 経済学と制度
第7節 経済学と「歴史的」変化
第5章 経済学の一般法則と現実
第1節 「経験的な偶然」としての稀少性
第2節 需給の統計的「法則」
第3節 制度主義者の「量的経済学」
第4節 実証的研究の機能
第5節 経済法則の必然性
第6節 経済法則の限界
第6章 経済学の意義
第1節 はじめに
第2節 限界効用逓減の法則
第3節 均衡理論の中立性
第4節 経済学と倫理学
第5節 経済学の意義
第6節 経済学と合理性
参照文献一覧