服部正治『イギリス食料政策論:FAO初代事務局長J.B.オール』日本経済評論社、2014年12月。
定価:本体5600円+税
ISBN:978-4-8188-2357-0
判型:A5判
頁:292頁
刊行:2014年12月
・目次
まえがき
第1章 第二次世界大戦までのオール
1.『食料、健康、そして所得』(1936年)までのオール
2.国際連盟『栄養問題委員会最終報告』(1937年)
3.アスター、ロウントリ『農業のディレンマ』(1935年)と『イギリス農業』(1938年)
4.第二次世界大戦までのオールの食料政策論
第2章 第二次世界大戦下のイギリス食料政策論
1.オール、ラボック『戦時食料政策論』(1940年)
2.第二次大戦中の食生活と配給制度
3.オール『なんのために闘うのか』(1942年)と『食料と国民』(1943年)
──国内食料政策から世界食料政策へ──
第3章 FAOの成立とオール
1.FAO初代事務局長としてのオール
2.世界食料委員会
3.世界食料危機
4.パンの配給制、1946年
第4章 世界食料委員会提案の挫折
1.世界食料委員会批判
2.世界食料評議会
3.世界食料委員会提案挫折の背景
(1)緩衝在庫
(2)1947年農業法
(3)植民地開発政策
終 章 食料政策論におけるナショナルとインターナショナル?
付 論 「自由貿易国民」の興隆と解体
あとがき
・版元の紹介ページ
http://www.nikkeihyo.co.jp/books/view/2357