小林純『ドイツ経済思想史論集 I』唯学書房、2012年5月。
■四六判、上製、288ページ
■定価:本体2,600円+税
■ISBN 978―4―902225―73―0 C3033
・目次
I カール・G・A・クニース――ドイツ歴史学派の倫理的経済思想
一 生涯と著作/二 政治経済学/三 ドイツの歴史的立場/四 ロッシャーとシュモラーの影に
II 一九世紀ドイツの経済学観――シェーンベルク版ハンドブックをめぐって
一 はじめに/二 前史――ポリティカル・エコノミーという語/三 シュモラーの書評/四 メンガーの書評/五 社会経済学要綱(GdS)――資本主義論へ
III ワルター・ロッツの経済政策観
一 はじめに/二 「ドイツ通商政策の将来」/三 「学問と特殊利害」/四 自由貿易派の展望について
IV 経済統合の系譜――ナウマン「中欧」論によせて
一 はじめに/二 ナウマンの「中欧」論/三 社会政策学会と政府の中欧論/四 マルシャルの経済統合論
V エミール・レーデラーの位置をめぐって
一 はじめに――社会政策の限界/二 経済的危機の認識/三 レーデラーの位置 /四 アウタルキー批判/五 おわりに
VI ヴィーンのオットー・ノイラート―一九二〇年代の実践活動
一 はじめに/二 その生涯/三 ギルド運動/四 博物館と図像教育/五 おわりに
VII 研究動向
一 エミール・レーデラーのこと/二 不確実性、秩序、倫理――最近のドイツ経済学史の研究から
・版元の紹介ページ
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