このたび,経済学会研究会 (同志社大学)では,ヨーロッパにおける日本研究の重鎮として長らく今日まで日本資料専門家欧州学会の会長をつとめられ,とりわけ日本の文化史にはじまり,日欧関係史に至るまで大きな足跡を残されておられるウィリー・F・ヴァンドゥワラ(Willy F Vande Walle)氏(ルーヴァン大学名誉教授兼特任教授,ベルギー)の研究講演会を催します.氏の質量ともに他の追随を許さない『日本史―侍からソフト・パワーへ』(Een geschiedenis van Japan: Van samurai tot soft power 2007年)は,日本文化を広く海外に紹介し国際理解を深めた著作とその著者を顕彰する2016年「山片蟠桃賞」を受賞されておられます.