若手研究者育成プログラム・YSS2010関西

https://sites.google.com/site/yss2010kansai/

日時:2011年2月4日(金)16時-19時
場所:近畿大学本部キャンパスB館10F会議室
http://www.kindai.ac.jp/about/access/honbu.html
(〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1)

講演者:吉野裕介(日本学術振興会・特別研究員PD)
論題:「アメリカの大学アーカイブス事情:電子化時代における学説史研究・思想史研究」

指定討論者:中井大介(近畿大学)
論題:「文献の電子化とリーディングに関する事例紹介」(仮題)

司会:久松太郎(福山大学)

主催:経済学史学会
主管:経済学史学会・企画交流委員会

趣旨:過去数度のアンケート結果によれば、若手研究者育成プログラムに求める中身は「若手研究者同士のつながり」「年数回の恒例行事化」「研究上身につけるべき技法」「若手自身の情報発信」などが挙がっている。以上の要望に応えるため、東京での合宿行事に加えて、本年度は1つの話題提供に基づいた討論の場を関西で設けたい。

その話題は電子技術の拡大が考えられる。電子書籍の全面的展開、それを読む電子ブックリーダー(iPad,Kindle)や電子環境(ファイル共有、無線LANのモバイル化、巨大ストレージなど)の急速な発展を受けて、経済学史研究(あるいは歴史研究・思想研究)のデジタル・アーカイブの手法はどう変わるのか。

当日は若手研究者自身が講師となり、現在の米国西海岸での例を参照しつつ,最新技法の経済学史研究における有用性と危険性について話題提供を行う。そして参加者との討議を経て、若手間の情報の共有化を目指す。なお当日の運営も若手自身が多くの役割を担うことになる。

補足:一般の会員もぜひお越し下さい。また非会員の方も歓迎です(参加無料)。会場や懇親会(有料)の都合上、いずれの場合も下記まで事前にご一報下されば幸いです。なお、当日に参加できない場合でも、YSS2010用ハッシュタグ(#jshet_yss2010)付きでツイッターに書き込んで頂ければ、参加者から反応( http://twitter.com/jshet_yss )があるかもしれません。

出席の連絡先:上宮智之(大阪経済大学、uemiya [at mark] osaka-ue.ac.jp)