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新刊情報 - 最新エントリー

小林純『研究室のたばこ:経済思想史の周辺で』唯学書房、2011年1月。

四六判、並製、276ページ
定価:本体1,800円+税
ISBN 978-4-902225-62-4

【目次】
I 勤務先で
 学内紙に
 スペクタクル
 住谷一彦先生の人と学問
 【本棚】萩谷由喜子『五線譜の薔薇』
 故高橋和男氏の人と学問
 【自著紹介】高橋和男『アメリカ国民経済学の系譜』
 大塚勇一郎教授記念号によせて
 小松善雄教授記念号によせて
 【自著紹介】『ヴェーバー経済社会学への接近』
II 辞典項目・教科書など
 遊びとスポーツ
 経済社会学
 新しく学生を始める人に─「職業としての学問」によせて
 経済史特論
 ヴェーバー研究の周辺
III 書評など
 小林昇・杉山忠平『西洋から西欧へ』
 鳥越輝昭『ヴェネツィアの光と影─ヨーロッパ意識史のこころみ─』
 大塚久雄と戦後の「近代」意識
 松野尾裕『田口卯吉と経済学協会─啓蒙時代の経済学─』
 長部日出夫『二十世紀を見通した男─マックス・ヴェーバー物語─』
 尾近裕幸・橋本努編『オーストリア学派の経済学─体系的序説─』
 柳澤治『資本主義史の連続と断絶─西欧的発展とドイツ─』
 井上琢智『黎明期日本の経済思想─イギリス留学生・お雇い外国人・経済学の制度化─』
IV 読書・書評会─学生とともに
 赤瀬川原平『千利休 無言の前衛』
 宮田律『イスラムでニュースを読む』
 石井淳蔵『ブランド─価値の創造─』
 辺見庸『もの食う人びと』
 吉田敏浩『夫婦が死と向きあうとき』
 森岡正博『意識通信─ドリーム・ナヴィゲイターの誕生─』
 吉川惣司・矢島道子『メアリー・アニングの冒険─恐竜学をひらいた女化石屋─』
V 研究室の外で
 写真展あいさつ文
 ヴィーンで

・版元の紹介ページ
http://business2.plala.or.jp/asyl/yuigaku/62-4.html
八木紀一郎・服部茂幸・江頭進編『進化経済学の諸潮流』日本経済評論社、2011年1月。

定価:本体5800円+税
ISBN:978-4-8188-2134-7
判型:A5判
頁:336頁
刊行:2011年01月

・目次
はしがき 
第1章 進化的社会科学のなかでの主観主義と客観主義 八木紀一郎 
1.はじめに 
2.社会科学における主観主義と客観主義の純化 
3.20世紀経済学における均衡と進化 
4.進化経済学における主観主義と客観主義 
第I部 理論・方法論
第2章 進化経済学における市場理論──相対取引を前提として── 江頭進
1.はじめに 
2.一物一価についての考察 
3.モデルの設定 
4.シミュレーションの結果とその考察 
5.進化経済学における市場理論とは何か 
6.おわりに 
第3章 制度の経済学的主体とその基礎 荒川章義 
1.新古典派的主体と制度の経済学的主体 
2.最適化行動と慣習に基づいた行動 
3.プラグマティズムの哲学 
4.マルクスの人間観 
5.主体批判としての制度の経済学 
第4章 「新しい経済学」と進化経済学 小山友介 
1.女王陛下の質問と「新しい経済学」 
2.「新しい経済学」と進化経済学 
3.「新しい経済学」のモデル観 
4.主流派経済学のモデル観──サットンの境界設定アプローチ── 
5.パラダイム間の接続可能性 
第5章 制度分析における「未解決問題」と経済実験の有用性 小川一仁 
1.はじめに 
2.制度分析における「未解決問題」 
3.経済実験の可能性 
4.おわりに 
第6章 マルクスにおける制度と調整 宇仁宏幸 
1.はじめに 
2.市場的調整 
3.規  制 
4.ヒエラルキー 
5.コーディネーション 
第II部 応用編
第7章 経営者資本主義からファンド資本主義へ──現代資本主義の変貌── 服部茂幸 
1.はじめに──経営者資本主義からファンド資本主義へ── 
2.経営者資本主義の崩壊とファンド資本主義の成立 
3.ファンド資本主義と資本主義の新しい病 
4.おわりに 
第8章 法と労使関係の進化──フランス35時間労働法を巡って── 清水耕一 
1.はじめに 
2.35時間労働法を巡る政治的アクターの行動と政治的選択 
3.右派政権の反35時間労働政策と労使関係 
4.おわりに 
第9章 携帯電話産業の発展の多様性 廣瀬弘毅 
1.はじめに 
2.携帯電話産業の特性 
3.政策的方向性 
4.ダイナミズムと規制 
5.おわりに──進化経済学の視点から── 
第10章 国境を越えた対立を引き起こした制度的赤字
──ウルグアイ川周辺のパルプ工場建設に関する対立について── ルイジ・アルベルト・ディマルティノ 
1.はじめに 
2.国境をまたいだ協力から愛国主義的な立場の支配へ 
3.「グアレグアイチュ環境市民集会」(ACAG) 
4.中央政府,州政府,市政府の役割について 
5.おわりに 
第III部 学  史
第11章 進化経済学における二つの企業者論──ヴェブレンとシュンペーター── 杭田俊之 
1.はじめに 
2.「経済進化」の様式と二つの企業者論 
3.企業者の動機,利潤概念,資本概念の検討 
4.トラスト化した資本主義における企業者 
5.おわりに──企業者論の比較と考察── 
第12章 ダーウィニズムをめぐる論争?──ハイエク・今西錦司対談再考── 吉野裕介 
1.はじめに 
2.「対談」当時のハイエクと今西 
3.ハイエク晩年における進化論的主張
4.今西進化論の概要 
5.今西進化論に対するハイエクの応答 
6.おわりに──「対談」の意義── 
第13章 カルドアの収穫逓増論の源流──ヤングの講義録とLSE時代を踏まえて── 木村雄一 
1.はじめに 
2.アリン・ヤングのLSE登場と講義 
3.カルドアの収穫逓増論の深化とヤングの影響 
4.おわりに 
第14章 知識の進化に関する学説史的考察 中村隆之 
1.はじめに 
2.アダム・スミス──分業論── 
3.リカード──再生産と活動階級── 
4.ハイエク──分散した知識の活用── 
5.マーシャル──「組織」の力── 
6.ケインズ──所有と経営の分離── 
7.おわりに──我々は「知識の進化」という問題に,
どのように取り組むべきか── 
索  引 

・版元の紹介ページ
http://www.nikkeihyo.co.jp/books/view/2134
トーマス・K. マクロウ『シュンペーター伝:革新による経済発展の預言者の生涯』八木紀一郎監訳、田村勝省訳、一灯舎、2010年12月。

2010年12月 発行
定価 3,800円
ISBN 978-4-903532-44-8

・目次

第I部 恐るべき子供(一八八三 - 一九二六):革新と経済学
プロローグ シュンペーターとその業績
第一章 故郷を離れる
第二章 性格の形成
第三章 経済学を学ぶ
第四章 徘徊
第五章 出世への歩み
第六章 戦争と政治
第七章 グラン・リフィウート
第八章 アニー
第九章 悲嘆
第II部 成人期(一九二六 - 一九三九):資本主義と社会
プロローグ シュンペーターは何を学んだか?
第十章 知性の新たな目標
第十一章 政策と企業家精神
第十二章 ボン大学とハーバード大学の往来
第十三章 ハーバード大学
第十四章 苦悩と慰め
第III部 賢人(一九三九 - 一九五〇):革新、資本主義、歴史
プロローグ どのように、なぜ歴史と取り組んだのか
第十五章 景気循環、企業史
第十六章 ヨーロッパからの手紙
第十七章 ハーバード大学を去る?
第十八章 不本意ながら
第十九章 エリザベスの勇気ある信念
第二十章 疎外
第二十一章 資本主義・社会主義・民主主義
第二十二章 戦争と困惑
第二十三章 内省
第二十四章 名誉と危機
第二十五章 混合経済に向けて
第二十六章 経済分析の歴史
第二十七章 不確定性の原則
第二十八章 結びの句
エピローグ 遺産
監訳者あとがき
写真出所

索引

・版元の紹介ページ
http://www.ittosha.co.jp/ISBN978-4-903532-44-8.html
永井義雄・柳田芳伸編『マルサス人口論の国際的展開:19世紀近代国家への波及』昭和堂、2010年11月。

価格3,570円(税込)
2010年11月発行
A5 288頁
ISBN978-4-8122-1045-1

・目次
序 マルサス人口論の国際的普及
第1章 ブリテン・ロマン主義者たちのマルサス論
第2章 マーセットとマーティーノ
第3章 マルサスの慎慮的抑制論からドライズデール兄弟の育児制限論へ
第4章 アメリカ体制派経済学におけるマルサス
第5章 アメリカへの理論的普及と独自展開
第6章 マルサス人口論のフランス語世界への波及
第7章 イタリアにおけるマルサス『人口論』受容の一断面
第8章 ドイツ語圏におけるマルサス人口論の受容史
第9章 19世紀のスウェーデンにおけるマルサスと経済学

・版元の紹介ページ
http://www.kyoto-gakujutsu.co.jp/showado/mokuroku/catalog/keizai.html#ISBN978-4-8122-1045-1
伊藤誠『現代のマルクス経済学』社会評論社、2010年12月。
著作集全6巻中の第1巻
ISBN-10: 4784508910


・版元の紹介ページ
http://www.shahyo.com/ext/ito_makoto.html
橋本努『自由の社会学』NTT出版、2010年12月。

発売日:2010.12.09
定価:1,890円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4257-2

・目次
1章 自由な社会はいかにして可能か?──自由の社会理論
2章 虐げられた者への救済──「卓越(誇り)」原理 その1
3章 崇高なる魂への支援──「卓越(誇り)」原理 その2
4章 自由を生きる意味──「卓越(誇り)」原理 その3
5章 偶有性からの出発──「生成変化」原理 その1
6章 経済的誘因の構築──「生成変化」原理 その2
7章 人工市場の導入──「生成変化」原理 その3
8章 分散統治の術──「分化」原理 その1
9章 分散統治の補完術──「分化」原理 その2
10章 創造の核になる──「分化」原理 その3

・版元の紹介ページ
http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002099
中野剛志編『成長なき時代の「国家」を構想する:経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン』ナカニシヤ出版、2010年12月。

2010年12月発行
税込定価 2730円
四六判 408頁
ISBN978-4-7795-0513-3

・目次
     序
      ──成長という限界  中野剛志

第I部 経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン  中野剛志
     
     一 はじめに
     二 リスクシナリオの設定
     三 経済成長と福利
     四 国内総生産から国民福利へ
     五 生産活動と福利
     六 経済政策を再定義する
     七 まとめ
     【Appendix 1】 政府の大きさに関する補論
     【Appendix 2】 政府の大きさと経済開放度に関する各国比較

第II部 「オルタナティヴ・ヴィジョン」の諸論点

     ■「豊かさの質」の論じ方
      ──諦観と楽観のあいだ  佐藤方宣
     ■低成長下の分配とオルタナティヴ・ヴィジョン  久米功一
     ■幸福・福利・効用  安藤 馨
     ■外国人労働者の受け入れは、日本社会にとってプラスかマイナスか  浦山聖子
     ■配慮の範囲としての国民  大屋雄裕
     ■共同体と徳  谷口功一
     ■「養子」と「隠居」
      ──明治日本におけるリア王の運命  河野有理
     ■オルタナティヴ・ヴィジョンはユートピアか
      ──地域産業政策の転換  黒籔 誠
     ■"生産性の政治"の意義と限界
      ──ハイエクとドラッカーのファシズム論をてがかりとして  山中 優
     ■なぜ私はベーシック・インカムに反対なのか  萱野稔人
     ■低成長時代のケインズ主義  柴山桂太
     ■ボーダーレス世界を疑う
      ──「国作り」という観点の再評価  施 光恒
     ■グローバル金融秩序と埋め込まれた自由主義
      ──「ポスト・アメリカ」の世界秩序構想に向けて  五野井郁夫・安高啓朗

第III部 討議「経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン」をめぐって
     中野剛志・松永和夫・松永明・大屋雄裕・萱野稔人・柴山桂太・谷口功一

     ・成長の意味を問い直す
     ・危機の時代だからこそ根源的な思考を
     ・政治哲学と日本の政治
     ・国家の問題にさかのぼって考える
     ・アメリカのヘゲモニーの終焉
     ・資本主義の新たなるステージ
     ・動揺する国民国家体制
     ・アメリカの覇権衰退の帰結は何か
     ・議論の枠組みの重要性
     ・権力の問題にきちんと向き合う
     ・成長こそ重要だという反論をどう捉えるか
     ・国家は経済にどう関与すべきか
     ・経済のロバストネスと共同体の役割
     ・国際的な競争と国内の国土保全を両立させる
     ・共同体の承認がコミュニケーション能力を育てる
     ・共同体概念を練り直す
     ・共同体の機能をいかに活用するか
     ・経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョンのために

     【討議を終えて】
       国家を問い直す  松永和夫
      「強靭な経済社会」の構築に向けて  松永 明

・版元の紹介ページ
http://www.nakanishiya.co.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=699
松尾匡『マルクス経済学』ナツメ社、2010年10月。

サイズ:B6・224頁
ISBNコード:978-4-8163-4960-7
定価:1,470円(税込)

・目次
第1章 なぜいまさらマルクスなのか?
第2章 マルクスの社会分析の基本図式
第3章 「ヒトとヒトとの依存関係」として社会をとらえる
第4章 資本主義経済における搾取と蓄積
第5章 資本主義経済の歴史:搾取と蓄積のあり方の変遷
第6章 「モノとモノとの関係」という「見かけ」の現れ方
第7章 資本循環と利潤率という現れ方
第8章 本書と「資本論」の記述の異同
第9章 マルクス経済学の今後の課題

・版元の紹介ページ
http://www.natsume.co.jp/book/index.php?action=show&code=004960
伊藤哲『「見えざる」社会:想像力の真価とアダム・スミス』八千代出版、2010年9月。

税込価格:2625円
ISBN978-4-8429-1525-8
4/6判 / 並製 / 272頁 / 2010-09発行

・目次
第1部:私の素直な気持ち―現実への危機感―
 私たちは「共感」できる時間を持っているだろうか?
 「共感」をする時間がない
 情報化社会が想像力を萎縮させる
 ゆとり教育が想像力を弱くした?
 想像力の欠落が悪行を生む
 効率性が想像力を削いできた
 「知りたい」という姿勢こそが「共感」を育む
 近代の先駆者たち―近代市民社会的人間について―

第2部:アダム・スミスの気持ち―近代からの伝言―
 「同感」について
 相互的同感の喜びについて―私たちは互いに同じ感情を持ちたい―
 私の感情と他者の感情が一致するとは―是認の感情―
 主要当事者と観察者
 道徳哲学とは
 道徳諸感情の腐敗について
 「徳の性格」とは
 愛すべき対象になりたい私たち
 大人の責任として―「……らしさ」、「……という形」を表現しよう―

第3部:「見えざる」社会の実現に向けて―高慢と経済社会と教育と―
 見えざる日本の未来
 「見えざる手」とは?
 「高慢」はコミュニケーション能力
 教育を考える
 おわりに―「見えざる」社会を実現しよう―

・版元の紹介ページ
http://www.yachiyo-net.co.jp/books/item_618.html
和田重司『資本主義観の経済思想史』中央大学出版部、2010年9月。

価格 4095円(税込)
本体 3900円(税抜き)
A5判・350頁
ISBN:978-4-8057-2176-6
2010年発行

・目次
第1章 ジェームズ・ステュアートと形成期の資本主義観
第2章 アダム・スミスの資本主義観
第3章 アダム・スミスの経験科学と神学の問題
第4章 スミスからミルへ:「自然的」と「人為的」
第5章 スミスの同感理論からJ.S.ミルの代議制論へ
第6章 J.S.ミルとマルクスの資本主義観
第7章 マルクスの資本主義観
第8章 マーシャルの「騎士道の社会主義」
第9章 G.E.ムーアの倫理学とJ.M.ケインズの資本主義観
終章 総括:資本主義観の経済思想史

・版元の紹介ページ
http://www2.chuo-u.ac.jp/up/isbn/ISBN978-4-8057-2176-6.html

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