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新刊情報 - 201012のエントリ

橋本努『自由の社会学』NTT出版、2010年12月。

発売日:2010.12.09
定価:1,890円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4257-2

・目次
1章 自由な社会はいかにして可能か?──自由の社会理論
2章 虐げられた者への救済──「卓越(誇り)」原理 その1
3章 崇高なる魂への支援──「卓越(誇り)」原理 その2
4章 自由を生きる意味──「卓越(誇り)」原理 その3
5章 偶有性からの出発──「生成変化」原理 その1
6章 経済的誘因の構築──「生成変化」原理 その2
7章 人工市場の導入──「生成変化」原理 その3
8章 分散統治の術──「分化」原理 その1
9章 分散統治の補完術──「分化」原理 その2
10章 創造の核になる──「分化」原理 その3

・版元の紹介ページ
http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002099
中野剛志編『成長なき時代の「国家」を構想する:経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン』ナカニシヤ出版、2010年12月。

2010年12月発行
税込定価 2730円
四六判 408頁
ISBN978-4-7795-0513-3

・目次
     序
      ──成長という限界  中野剛志

第I部 経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン  中野剛志
     
     一 はじめに
     二 リスクシナリオの設定
     三 経済成長と福利
     四 国内総生産から国民福利へ
     五 生産活動と福利
     六 経済政策を再定義する
     七 まとめ
     【Appendix 1】 政府の大きさに関する補論
     【Appendix 2】 政府の大きさと経済開放度に関する各国比較

第II部 「オルタナティヴ・ヴィジョン」の諸論点

     ■「豊かさの質」の論じ方
      ──諦観と楽観のあいだ  佐藤方宣
     ■低成長下の分配とオルタナティヴ・ヴィジョン  久米功一
     ■幸福・福利・効用  安藤 馨
     ■外国人労働者の受け入れは、日本社会にとってプラスかマイナスか  浦山聖子
     ■配慮の範囲としての国民  大屋雄裕
     ■共同体と徳  谷口功一
     ■「養子」と「隠居」
      ──明治日本におけるリア王の運命  河野有理
     ■オルタナティヴ・ヴィジョンはユートピアか
      ──地域産業政策の転換  黒籔 誠
     ■"生産性の政治"の意義と限界
      ──ハイエクとドラッカーのファシズム論をてがかりとして  山中 優
     ■なぜ私はベーシック・インカムに反対なのか  萱野稔人
     ■低成長時代のケインズ主義  柴山桂太
     ■ボーダーレス世界を疑う
      ──「国作り」という観点の再評価  施 光恒
     ■グローバル金融秩序と埋め込まれた自由主義
      ──「ポスト・アメリカ」の世界秩序構想に向けて  五野井郁夫・安高啓朗

第III部 討議「経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン」をめぐって
     中野剛志・松永和夫・松永明・大屋雄裕・萱野稔人・柴山桂太・谷口功一

     ・成長の意味を問い直す
     ・危機の時代だからこそ根源的な思考を
     ・政治哲学と日本の政治
     ・国家の問題にさかのぼって考える
     ・アメリカのヘゲモニーの終焉
     ・資本主義の新たなるステージ
     ・動揺する国民国家体制
     ・アメリカの覇権衰退の帰結は何か
     ・議論の枠組みの重要性
     ・権力の問題にきちんと向き合う
     ・成長こそ重要だという反論をどう捉えるか
     ・国家は経済にどう関与すべきか
     ・経済のロバストネスと共同体の役割
     ・国際的な競争と国内の国土保全を両立させる
     ・共同体の承認がコミュニケーション能力を育てる
     ・共同体概念を練り直す
     ・共同体の機能をいかに活用するか
     ・経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョンのために

     【討議を終えて】
       国家を問い直す  松永和夫
      「強靭な経済社会」の構築に向けて  松永 明

・版元の紹介ページ
http://www.nakanishiya.co.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=699

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