アリオ・クラマー『経済学は会話である:科学哲学・レトリック・ポストモダン 』後藤和子・中谷武雄監訳、日本経済評論社、2010年7月。
ISBN:978-4818820845
・目次
日本語版序文
序論 会話に参入すること
謝辞 以下の人々との会話に感謝している
第一章 経済学という学問の不思議
第二章 経済学は会話である、あるいは、より的確には会話の束である
第三章 学術犬になるために必要なこと、またはアカデミックな会話の文化
第四章 いいかい、重要なのは注目なんだ
第五章 良い科学的会話とそれに貢献するのは、真実を明らかにし、意義深く、関心をひくことである
第六章 経済学における説得の技法:レトリックその他もろもろについて
第七章 経済学者同士の議論がいつまでもかみ合わないのはなぜか、経済学者たちが同時代の会話や時代を超えた会話の間での相違に対して身構える必要があるのはなぜか、彼らが古典主義、モダニズム、ポストモダニズムに通じていると得をするのはなぜか
第八章 日常の会話は学界での会話とどのように異なるか、そしてその理由は何か、また学界の会話はどのようにして政界での会話と衝突するか、そしてその理由は何か
結論 なぜ科学としての経済学はそれほどまでに不思議ではないのか
監訳者あとがき
参考文献
索引
・版元の紹介ページ
http://www.nikkeihyo.co.jp/books/view/2084・監訳者による紹介
http://www.nikkeihyo.co.jp/critiques/view/51