バーリ・ゴードン,村井明彦訳 『古代・中世経済学史』晃洋書房、2018年10月
出版年月日 2018/10/20
ISBN 9784771031227
判型・ページ数 A5・242ページ
定価 本体2,800円+税
目次
第1章 プラトン以前
1 ヘシオドスと自己充足の経済学
2 ソロンと紀元前六世紀のアテナイ
3 ペリクレス期アテナイの劇作家とソピスト
第2章 ソクラテス派経済学の考え方
1 都市国家の衰退
2 プラトンとアリストテレス
3 ソクラテス派経済学の基盤
4 特化の反成長論
5 目的の科学としての経済学
6 手段の獲得
7 クセノポンほかのソクラテス派の寄与
第3章 ソクラテス派経済分析の四論点
1 貨幣の本質と機能
2 利 子
3 共同所有と私的所有
4 価 値 論
第4章 経済活動に関する聖書や教父の見解
1 旧約聖書
2 新約聖書
3 東方教父
4 西方教父
第5章 法学者の経済学――ユダヤ法学、ローマ法学、教会法学
1 ミシュナ
2 ローマ法の伝統
3 教 会 法
第6章 聖トマス・アクィナス
1 経済学の位置づけ
2 貨幣・利子・銀行業
3 価値と価格
4 価値、所有、所得、仕事
第7章 スコラ経済学の貨幣思想、1300‐1600年
1 貨幣悪鋳が投げかけた問題
2 停止利益の容認
3 商品としての貨幣――為替と年金
第8章 スコラ思想における価格と価値、1300‐1600年
1 十三世紀後半と十四世紀――オリヴィ、スコトゥス、ビュリダン、ランゲンシュタイン
2 十五世紀――ジェルソン、ニーダー、サンベルナルディーノ、コンソブリヌス
3 十六世紀――カエタヌス、ソト、アスピルクエタ、モリナ、ほか
第9章 偉大なるレオナルドゥス・レッシウス
1 停止利益
2 貨幣喪失
3 貸付と為替
4 価格と市場
5 賃金の決定
6 独 占
7 後代との対比
※以下,版元の紹介ページです。
http://www.koyoshobo.co.jp/book/b377687.html