平井達也・田上孝一・助川幸逸郎・黒木朋興編『グローバリゼーション再審:新しい公共性の獲得に向けて』時潮社、2012年9月。
出版年月 2012年9月10日
ISBN 978-4-7888-0678-8
販売価格 3,200円+税
サイズ A5
製本 並製
頁数 304ページ
・目次
はじめに 序 平井達也
詩二編 平井達也
第一部 グローバリゼーションと現在の世界
現代食文化におけるグローバリゼーションの一断面―牛肉食の神話― 田上孝一
「白い箱」の並びと「木の箱」たちの行方―中国重慶市・四川省の歴史的街並再生の事例 川野明正
一八世紀末ロンドンにおける音楽の多様性―古楽アカデミーにおける大陸の作曲家の受容を中心に― 吉江江秀和
R.I.O.にみるグローバリゼーションの時代のロック・ミュージック―ボードレールへのオマージュとして― 黒木朋興
コラム ファッションブランドにおけるグローバル化 石田真一
第二部 グローバリゼーションの中の新たな公共性
グローバルな公共性と功利主義―平等の深みへ 板井広明
衝突するアメリカの公共哲学―教育・宗教・戦争 小川仁志
国際的武力介入の変容とM・カルドー「人間の安全保障介入」の可能性 谷本晴樹
第三部 グローバリゼーションと日本のナショナリズム
浮世絵に見る「黎明期の近代ナショナリズム」 藤澤 茜
「大東亜文化建設」と「日本音楽」―第二次世界大戦期における音楽プロパガンダ構想についての一考察― 松岡昌和
日本発エンターテイメントとグローバリゼーション―フランスにおけるマンガ文化受容の歴史― フレデリック・ルスタン/黒木朋興訳
シャア・アズナブルは、三島由紀夫の「憂国の念」に応えたのか―共同性なき「われわれ」の共生のために― 助川幸逸郎
・版元の紹介ページ
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